こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

宇宙ねえ?

2018-09-24 19:54:13 | ブログ
宇宙ですか?

何だろ、最近だと「星界の戦旗VI」だし、その前だと「火星の人」とか「星へ行く船」とか、さかのぼると「火星年代記」まで行っちゃいますが。
私の場合だと、学研の科学という学習雑誌から始まっているのかもしれません。

結構、宇宙とか未来の生活の想像図とか、描かれていたように思えるのですが、どうでしょう?
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『師匠歌丸』桂歌助

2018-09-22 19:41:42 | 読書感想
桂歌丸さんの二番弟子・歌助さんが、入門して前座、二ツ目、真打になって2018年の6月にあとがきを書かれるまでの事が、書かれています。
重版になり、第2刷には亡き師匠へのご冥福を祈る気持ちも書かれています。

東京理科大生だった無口で不器用な歌助さんが落語家を志し、数々のしくじりを重ねながらも、歌丸さんの大きな愛情に支えられ、成長していく姿が描かれています。

私の心に響いた歌丸さんの言葉は「ほめる人は敵と思え、叱る人は味方と思え」です。
ついつい心地よい言葉を言ってくれる人を味方と思いがちですが、叱ってくれる人こそ自分の事を思ってくれる人なんだと、最近、自戒し始めたところでした(遅い?)。

以前読んだ歌丸さんのエッセイで、古今亭今輔師匠の元でしくじりをなさった事を書いていらしたので、時には怒ったり、クビと言ったりしても、真剣に謝れば許してくださっていたのかな?と感じたりもしました。

何より歌助さんのお母様のいい度胸には、笑ってしまいました。
そこまで行くと、怒るよりあきれるというか、感心しますよねえ。

とても面白いエッセイで、歌丸さんの日頃見せない面も知ることができましたが、もう、歌丸さんの噺を生で聴けないんだなあと、寂しくもなりました。
ただ、あの世では、歌丸さんも1からやり直しで前座からかな?などと思ったり、亡き師匠方と噺の切磋琢磨をなさっているのかも、とも考えまして、楽しみにする事にしました。
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『星界の戦旗VI―帝国の雷鳴―』森岡浩之

2018-09-21 19:53:02 | 読書感想
わーい、ラフィール、ジント、お久しぶりぃ。
という訳で、久しぶりの再会に浮かれております。

もちろん、ラフィールたちにとっては帝都ラクファカール陥落から十年ほど経ち、ただ今戦闘の最中なのですから、浮かれている場合ではありません。

ただ、一読者としては、アーヴたちとアーヴ語、檸檬を浮かべたティル・ノム(で良かったっけ?)などのアーヴ独特のし好品などがとても懐かしく、恋しかったものですから。

ラフィール自身は、すぐさま帝都奪還をしたくてもできず、悶々としているようですがね。
あとジントは、元地上人らしく十年分老けたようで、ラフィールとの恋はだんだんあり得なくなってきたな、と分かっていながら残念と感じています。

最後に森岡さん。
百年戦争以上にダラダラした戦いは、何巻、そして現実世界では何年見越していたらいいのでしょうか?
そろそろ、アーヴ語のルビが辛くなりつつあります。
色々と覚悟や準備を考えなくてはなりませんので、よろしくお願いいたします。
何よりも、森岡さんのご健筆を願っています。
楽しいです。
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『パラレルワールド』小林泰三

2018-09-19 19:32:02 | 読書感想
坂崎良平と妻の加奈子、息子の裕彦は、大雨警報・洪水警報が出るような豪雨のさなか、大地震に見舞われ、息子を残して片割れを失ってしまった。

しかし裕彦は、良平も加奈子も生きていると言うのだ。目の前で死んでいくのを見守ったはずなのに。
どうやら裕彦は2つのパラレルワールドが見えるようで、一方では良平が、もう一方では加奈子が生きているらしい。
それが分かってから、裕彦を介在した奇妙な生活が始まった。
ただ、それも裕彦と似た状態の殺し屋兼恐喝犯が現れるまでだった。

今までパラレルワールドを題材にしたSFを何冊か読んできましたが、こういう切り口は初めてです。
結末は寂しい気もしますが、裕彦は、よくこの辛い決断をしたと思います。
ある意味、この力は呪いと言えるのかもしれません。

とても面白く、来年の星雲賞参考作品に選ばれても不思議じゃないと感じました。
興味のある方は、ぜひ!お読みください。
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クラシックコンサート「Viva!オルガン」in北九州ソレイユホール

2018-09-17 20:05:26 | コンサート
北九州ソレイユホールで開催されたパイプオルガン中心のコンサートに行ってきました。

まずオルガンは、室住素子さん。
次にヴァイオリンが、上野美科さん。
そしてオーボエが、ソレイユホール館長で東京フィルなどで活躍されていたという脇岡聡一さん。
もう1組は、合唱で、福岡教育大学混声合唱団の皆さんです。

―プログラム―

J.S.バッハ「トッカータとフーガ ニ短調BWV.565

J.W.ヘルテル「オルガンとオーボエの為のパルティータ 第3番 ニ短調」

T.ヴィタリー「シャコンヌ ト短調」

―休憩―

J.S.バッハ「小フーガ ト短調BWV.578

A.ヴィヴァルディ「ヴァイオリン、オーボエ、オルガンの為のソナタ ハ長調RV779

W.バード「四声のためのミサ」からアグニュスデイ

J.S.バッハ「主よ、人の望みの喜びよ ト短調BWV.147

―アンコール―

J.S.バッハ「アリオーソ (チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 第2楽章のメロディ)」


感想ですが、トッカータとフーガは、言ってしまえばいわゆる「鼻から牛乳~♪」ですね。
本当は、荘厳な曲でうっとりする素晴らしいメロディです。

実は、北九州市に長年住みながら、生でパイプオルガンを聴いたのは、初めてなんです。ごめんなさい。
そして、こんなに気持ちよく聴ける楽器とは思っていませんでした。日頃、コンサートで眠らない私ですが、シャコンヌではあまりの心地よさに、うたた寝してしまいました。

小フーガがいい曲なのは置いておいて、今回、ヴィヴァルディの「四季」以外の曲を聴いたのは初めてかもしれません。3つの楽器が揃って素敵な曲を奏でてくれました。

混声合唱団とオルガンによる「アグニュスデイ」も、美しいコーラスにうっとりですし、最後の「主よ、人の望みの喜びよ」は、全員が揃って、豊かなハーモニーを奏でてくれました。

アンコールももちろんありましたが、曲紹介で、オーボエの脇岡さんがマイク無しで話されたので、曲名が分かりませんでした。
いい曲だな、と思ったので、スタッフの方に伺ってみたのですが分からず、帰ろうとしたら階段を降りたところに脇岡さんが!ご挨拶と曲名を伺いに行きましたとも。
「アリヨーソ」と聴こえたのですが、ネットで調べたところバッハの「アリオーソ」でした。
今回は、オルガンとオーボエでの演奏でした。

自由席とはいえ、千円でクラシックコンサートが聴けるというので、かなり贅沢な気分にさせてもらいました。
楽しく幸せでしたので、また、パイプオルガンコンサートを演っていただきたいものです。
ありがとうございました。
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