ようやく電話回線が復活しました。地震から1週間目です。私のところは地震から3日間電気が消え、夜はロウソクの生活でした。、水が出たのは4日目です。電話とパソコンが使えずにありましたが、やっと今朝8時10分に回復しました。何から書いてよいのか沢山ありすぎて迷います。宮城県、岩手県、の陸上仲間達は全員無事でした。女川合宿した宿は「後かたもなく消えた」とのことです。ご主人と奥さんの消息は不明です。3月30日からの北上春合宿は中止となりました。岩手県南青少年の家は避難場所となり、北上翔南高校はヘリの発着所になったとのことです。一番気になるのは九里陸上の事です。まだ米沢駅までの電車が不通ですので動きが取れません。山形市内の高校は練習再開していると言う話を聞きました。こんな時ほど指導者もしっかりしなければなりません。冷静に判断しながら取り組んで行きたいと思います。暫らくは管理人のブログの伝言通り全身運動をして下さい。1日5キロのランニング(速く走る必要なし)を必ず実施すること。何度も何度も来る余震で落ち着きませんが、日本列島も今回の地震に関係のない関東以西は普通に生活しながら部活動もしています。頑張れ九里陸上。本気があれば此れからやれると思います。今日からは何度も書き込みます。時々ブログを見てください。
九里学園高校のHPに卒業式の様子が載っていました。卒業生の「喜びの言葉」に米野敬介の言葉がありました。3年前、県の中学ランキングの中に(走り幅跳び)4・5番手に入っている新潟県に近い小国中学の選手がいました。通学できるギリギリの範囲で冬は雪が2mも積るところです。それが米野でした。入学式が近づいた頃、彼が来ましたが松葉杖で来たのにビックリ。話を聞くとバスケットボールで遊んでいて膝の半月板を損傷したとの事でした。春季や夏季の大会には間に合いませんが、秋の新人大会頃までには治してスタートするしかありません。もともと骨太の体型に体重が増えて投擲選手のようでした。1年間は無理でしたが、本人の頑張りもあり2年時からは順調に回復し、記録も向上して3年目はインタ―ハイの夢に届きそうな位置に来ましたが、東北大会ではあと一息足りませんでした。前にブログに書いたインタ―ハイに出場出来る力があった3年生男子2名の内の一人が彼でした。私の中では勝たせられない悔しさと、1年目から順調であればとの思いが交叉した瞬間でした。「喜びの言葉」を読んで、なかなか胸の内を明かさない人間でしたので嬉しく思いました。私生活まで気を付けなければならない警察官の道を進むとか、頑張ってほしい。君が苦労した分だけ力は付いています。私は、ブログで個人を取り上げて書くことはしないのですが、進路合格報告を受けて2ヶ月、その後、会う機会のなかった米野の激励になれば幸せです。
8日振りに米沢に行きました。ガッカリさせられたのは積雪の量です。以前より減るどころか増えていました。長い冬はまだまだ続きそうです。今日見る限り、部員の様子は動きも良く元気でしたので一安心です。今日のメニュ-はウエートサーキットをしました。長距離の男子だけは、4月末に県縦断駅伝がありますので、早めに走りに慣れる為に道路でのランニング練習をしました。明日朝の米沢の最低気温が-8℃と出ています。気温さえ上がればどんどん積雪は無くなるのですが、今年最初の大会である県私立高校記録会(4月10日)までトラック練習が出来るのか心配です。最悪の場合には春合宿で仕上げて行くつもりです。部員にハワイのお土産チョコと、女子部員に少し早いホワイトディの贈り物をしました。明日は学校で練習しますが、12日土曜日と13日の日曜日は、午前中、福島あずま総合運動公園陸上競技場に遠征練習します。明日が授業終了の日で、来週からは午前中練習になります。暦の動きが早くて追いつくのが大変です。毎日を大切にして行きたいと思います。競技日程については山形陸協のHPにあります。
時差ぼけか、何時もより早い時間に目が覚めました。ハワイ島はアメリカ合州国のハワイ州ですから交通ルールも車は右側通行です。国際免許を取り左ハンドル車で運転したものの、よく事故を起こさなかった奇跡的な場面もありました。ハワイ島は日本の四国の半分ほどの大きさですので、ヒロ市~コナ市への移動も100キロ近くあります。左ハンドル運転に慣れている弟が運転していると車の中の皆さんは寝ていますが、私に運転が変わると全員が眼をランランに輝かせて寝る人がいません。運転感覚が全然違うので右に脱輪しそうになります。後半はだいぶうまくなりましたが、まだまだなれない内に日本に戻って来てしまいました。ハワイ島の人口は20万人。溶岩だらけの島で、畑になるまで長い月日がかかります。リゾート地等で働く人が多いとの事でした。ハワイに行くなら本物のハワイはホノルルには無くハワイ島にあると言っても過言ではありません。皆さんが行く時はハワイ島の方がいいと思います。私にとって今日から練習開始です。帰って来てビックリしたのは日本のガソリン代の高い事です。1週間の間に1リッター15円も高くしたスタンドもあります。原油の値上がりはありますがこれほどではない気がするのですが・・。
こんな時でないと(テスト期間中)出掛けられません。3月3日の卒業式後、14回目のハワイ旅行に行きました。14回と言っても11回は仕事であり、(ホノルルマラソンの生徒引率)プライベートの2回を含めてもホノルルのあるオアフ島以外は行きませんでしたので、今回はハワイ島に7日間の全て滞在することにしました。現在、地球上で一番火山活動の活発なキラウェア火山を見学しました。3日目の夜に噴火があり夕焼けの様な赤い空と溶岩の流れに度肝を抜かれました。ヒロ市の植物園やマカドニアナッツの農園と工場を見学したり、コナ市のコ-ヒ-農園を見学したり、瞬く間に日にちが過ぎて行きましたが、マウナケア山の星空観察は素晴らしいものでした。日本の誇るスバル望遠鏡を見たり、4200mの高さの雪のある山に行ったのも初めてのことです。180度何処を見ても星の輝きを見た時は夢のようでした。書くことは沢山ありますが、何かの機会に部員に伝えたいと思います。最後に食べ物ですが、大きな(ラフランスより大きい)パパイヤが6個で1ドル(90円)でした。今が旬なのだそうで甘くて美味い言葉では説明出来ません。大きなマンゴーも2個で1ドルでした。日本に持ち込めないのが残念でした。今回は80才を越えた母親を連れての親孝行旅行です。弟夫婦と5人での旅でした。そんなわけで先ほど家に着きました。テストも終了して練習再開2日目が過ぎました。明日は部員と再会しますが、自主練習を含めてどんな様子か、現状がどうなのか、不安と期待で練習を見たいと思います。
晴れてはいるものの真冬の様に寒い福島の朝です。今日は卒業式です。九里陸上の3年生の皆さん卒業おめでとう。3年生保護者の皆様ご卒業おめでとうございます。3年間の九里陸上へのご協力誠にありがとうございました。人生には節目があります。卒業・結婚・子供の誕生・それぞれその時に、自分がどんな生き方をしているかを確かめながら新しい目標を立てるときです。いよいよ第一歩を踏み出します。全ての責任が自分にある事をまだ成人はしていませんが自覚しましょう。皆さんの幸多からん事を祈ります。1・2年生の皆さん、先輩の卒業は、他人事ではなくすぐに自分の番にまわって来ます。全ての面で1日1日を大切にしっかり取り組みましょう。まずはテスト勉強をしっかりやり、赤点など取らないように努力すること。追試験などが練習の遅れに結びつくことは充分知っているはずですから・・。練習も勉強も努力が一番大切です。テストが終わればシーズンへの準備に入ります。合宿に向けての取り組みもします。間もなく本物の春が来る事は間違いないのですから。
昨日・今日と2日間よい天気の福島でしたが、米沢の今日は雪降りとの事でした。3年生とのお別れ会が終わり、平成22年度の3年生卒業文集が手元に届きました。全員が九里陸上に感謝しているとの言葉に、何となく「ホッ」とした気持ちにさせられました。部員の原稿依頼が他校の先生方までお願いしたようです。本正先生・高城先生・野崎先生・遠藤先生・工藤先生・土屋先生・菅原先生・有難うございました。部員にかわり厚く御礼申しあげます。たった3年間の九里陸上活動でも、子供達にとっては掛け替えのない3年間であり、生涯の思い出として心に残って行くのは先生方がご存じの通りです。毎年文集を見るたびに、「本物を教えなければ意味がない」と自分に誓いながら新たな指導目標を立てています。1・2年生は先輩の言葉をどのように理解して感じるかです。本気が分かるなら、さっそく自主練習から本気を出して行くべきです。明日は卒業式です。笑顔で見送りましょう。
昨日は公立高校を含めて殆どの高校が卒業式でした。九里学園高校は前女子高校の名残りからか、3月3日お雛様の日が卒業式です。今日は九里陸上の3年生と1・2年生とのお別れ会が開かれます。私はこのお別れ会に出た事がありません。一人一人を見ていると3年間の様々な事が思いだされて泣くからです。陸上競技の中では「全国大会を含めて、部員が、勝っても、負けても、」泣いたことがない私ですが、このような場面はもの凄く弱い私です。頑張っていた姿が脳裏から離れないからでしょう。卒業しても永遠の別れではなく新しい付き合いが始まります。それで充分です。3年生の作成した文集を今夜見るのが楽しみです。いまだに人間的に未完成で心配な部員もいますが、みんな可愛い部員達でした。此れからも九里陸上を忘れないでください。恩返しは「顔を見せに来る事」です。九里陸上文集に投稿した指導者の言葉を大切に、明日は立派な卒業式を迎えてください。中学校の卒業式は3月16日との事です。3月17日には新入学者入部予定者に集合をかけてユニフォームの採寸を取ります。現1年生のこの時期の入部予定者は、男子9名、(現12名)女子3名、(現3名)でした。女子の衰退が心配された今年は、女子9名、男子4名、で昨年と反対になりました。(今年も全員地区内の地元中学出身です)男子の中には、トラック競技で九里陸上初の全中優勝者(400m)もいて、全体のレベルアップが期待されます。詳しくは後日お知らせします。
今日からテスト前自主練習で米沢には9日間ほど行く必要がありません。練習に行かないで良いことなど何もなく車のガソリン代がかからない程度です。それでも以前と違いハイオクではなくレギュラー車になったのでだいぶ楽になりました。先日の2月27日(日)東京マラソン大会がありました。33万人の応募があり抽選で3万6千人が走ったとの事です。男子の部で日本人トップで3位に入賞したのは川内優輝選手(埼玉県庁)でした。2時間8分37秒で走った記録も凄いものでした。しかし、マスコミは市民ランナーが世界キップを掴んだとか、実業団選手は形無しだとか、陸連幹部も実業団を1喝したとか、書かれていました。どこが単なる市民ランナーなのか、競技の実績を見れば分かるはずです。高校は陸上競技の名門春日部東高校。駅伝で関東大会まで出場し、大学はあまり陸上の強くない学習院大学であったものの。大学3年、4年、と関東大学の選抜選手で箱根駅伝を走っています。かなり上位の記録で走り実業団の勧誘もかなりの数であったとのこと。つまり、能力が高いのです。競技力ばかりではなく、基礎が出来ていて、自分でやれるのですから、選手として人間としての能力も高いのでしょう。毎日の練習は緻密であるし、土曜日は毎週43キロを走るトレーニングをしているとのこと。健康の為、趣味の為、走るのが好きだから、の市民ランナーではないのです。陸上競技は簡単に強くはなれないし、苦労なしに英雄にはなれないと言う事です。目標はオリンピック出場とのこと、23歳とまだ若いエリート選手です。頑張ってください。