興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

一輪の野の花に

2009-08-19 | 季節の移ろい

コスモスの季節到来です。


 一粒の砂に世界を見
  一輪の野の花に天国を見る
 掌の内に無限をつかみ
  一瞬にして永遠を知る

これはウィリアム・ブレイクという人の詩です。
児童文学作家あまんきみこ氏がエッセイの中で引用していたのを昔読んで、知ったものです。

一輪のコスモスもきっと、ほかの誰かを羨んだり背伸びしたりせず、無心に素直に自分の生(せい)を生きているのです。