興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

新しい年にたくさん幸せがありますように

2015-01-07 | 韓国文化垣間見

日本で言う「新年 おめでとうございます」に当たる韓国語が、

 새해 복 많이 받으세요. (セヘ ボン マニ パドゥセヨ.)

であるのは、韓国語を習ったことのある人なら誰でもご存知のことと思う。

しかしこれは日本語の「おめでとうございます」というのとは、だいぶ語感が違うようである。

というのは、昨日わたしの習っている韓国人の韓国語の先生に、新年初めてお会いしたので、韓国語でこの言葉を言うと、返ってきた言葉は、

 감사합니다. (カムサハムニダ.)<ありがとうございます>

であった。

考えてみればこれは当然のことで、セヘ ボン マニ パドゥセヨ.という文字通りの意味は、

「新しい年、幸せをたくさんお受けになりますように」

ということで、そう言われれば「ありがとう」と反応する以外ない。
日本で「おめでとう」といって、互いに頭を下げあうのとはずいぶん違う光景である。


実はわたしは韓国語を習い始めてほぼ10年になるのだが、うかつにもこれまで、セヘ ボン マニ パドゥセヨ.と言われて、カムサハムニダと答えたことはない。
同様に セヘ ボン マニ パドゥセヨ.と言って、頭を下げるだけであった。

今回、韓国語の先生は、「余白さんも、セヘ ボン マニ パドゥセヨ.」と言ってくれたので、もちろん、「カムサハムニダ」と答えましたよ。

今年は日韓の言葉の「語感の違い」を、より深く理解する年にせねば。

*写真は西武池袋線で見た銀河鉄道999の電車。残念ながら、昨年12月20日でこの絵柄の電車はなくなったようです。



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