興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

寄り過ぎず、さりとて離れ過ぎず

2020-08-22 | 随感・偶感・歳時感

「妙音沢の湧き水」が黒目川にそそいでいるところに、コサギがいました。

湧き水は冷たいので、コサギにとってもここは涼しく、気持ちがいいことでしょう。

 

 

これはその近くで、一週間ほど前に撮った写真です。

アオサギとコサギが ‘平和共存’ しています。

アオサギはさっきから同じ格好をして動きませんが、コサギは右の方から来て、ゆっくりアオサギの前を歩き、そのまま左の方に通り過ぎて行きました。

 “寄り過ぎず、さりとて離れ過ぎず”

サギたちは「付き合いのコツ」を熟知いているようです。

 

 

コサギが飛んでいきます。(写真の右端)

鳥が飛んでいるところの写真は、なかなか撮れないのです。貴重な一枚。

 

 


  

一週間ほど前に、土手道の桜並木の枝がバッサリ伐られてしまっていました。
道をまたいで川のほうまで枝がのびていたのに。

「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」

ということわざがあります。
ことわざ辞典の決定版『故事俗信 ことわざ大辞典 第二版(北村孝一監修/小学館)には、
 
「桜は、枝を切ると木が弱ることが多いので、なるべく切らない方がよい。
梅は逆で、むしろ手を入れないと無駄な枝が繁って樹形や花のつきが悪くなるので剪定した方がよい。」

と解説があります。

桜並木の枝を伐ることは、秋冬によけいな小枝や枯れ葉が落ちなくて済むという、管理上の利点はあるかもしれませんが、かならずしも桜の木自体のためにはならないようです。

それに長く伸びた枝が、ぐるっと土手道におおいかぶさった景観も、個人的には捨て難く感じます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。