興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

今年の梅も粒揃い

2023-06-08 | 美酒・美味探訪

きのうの夕方、紀州から梅干し用の梅が届いた。

毎年たのんでいる和歌山県田辺の農家さんからの、完熟の南高梅である。
段ボールを開けると、熟れた甘い香りが、部屋中に広がった。

熟した桃のような香りだ。
熟した桃は甘いが、はたして梅はどうであろうか。梅干しにするとあれだけ酸っぱいのだから、生で食べても甘いということはないでしょうネ。

上の写真はさっそく洗って、乾かしているところ。このあと35度の焼酎で洗って、塩で漬け込む。

 

 

   

梅の実は、ポッと頬を赤らめた純朴な少女のよう。(毎年同じようなことを言っています)

この少女らも、これから塩にまみれて ‘塩対応’ を受け、真夏の炎天下にジリジリと干されるなど、厳しい試練を受けることになる。
そうして初めて一人前の美味しい梅干しになるのですね。

「艱難汝を玉にす」とは梅干しのことを言っているのか。(違うと思うよ)

ともあれ今年の梅も粒揃い。また一級品の梅干しができそうだ。



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