2月1日
朝8時にムトラのホテルを出発、マスカットの町を抜けたところにあるグランド・モスクへ。
このモスクは現国王スルタン・カーブースが自身の即位30年を記念して私財を投じて作らせたものだそうで、完成は2001年とまだ新しい。
入口で靴を脱いで、まずは小さな女性用礼拝室へ。
シャンデリアやステンドグラスが美しいこちらの礼拝室でも750名を収容できるそうだが、
こちらの扉からメイン・ホールに入ると
6500名が入れると言うこちらは大きさよりもその豪華さに圧倒される。
中央のドームから下がる巨大なシャンデリアはイタリア製、イラン製のカーペットはアブダビのシェイク・ザーイド・モスクに抜かれるまで世界最大だったそう。
ミフラブはもちろん、壁や天井のタイル、窓のステンドグラスなど細部も凝りまくっていて、豪華ではあるけれど全体の雰囲気は落ち着いていて祈りの場にふさわしい。
建物の外側は白い大理石がすっきりと美しく
建物をつなぐ回廊がまた凝っていて
柱の間を飾るタイルのスタイルが場所によって違う。どれも素敵でうっとり。
モスクの周りも大勢の庭師によって美しく整えられ、王様は誠に趣味が良くていらっしゃる。
ところでオマーン国内で非イスラム教徒が入れるモスクはここだけだそうだが、入る時には入口の風紀委員のような係員が女性が肌や髪を出していると厳しくチェックする。
我々と入れ替わりにクルーズ船の大団体がやって来たが、欧米人の中にはなんでそんな恰好で、と言う人たちが結構いて、そういう場合には入り口横の売店でアバヤとスカーフを借りる。見ていると売店のおばさんが巻いてくれるスカーフがかっこよくて、自分もおばさんに巻いてほしかった。
モスクの見学を終えたら車はマスカットを離れ、内陸のハジャル山脈へ向かう。
麓のガソリン・スタンドで燃料補給をしたが、ガソリンはリッター56円ぐらい。
舗装路を外れて山の中に入って行くと、緑はまったくなくなって周りは岩だらけ。
面白い形の岩山やすごい地層が見える所があったりで雄大な景色が続く。標高も峠では2000メートルもあったが、なぜか先頭車は景色のいい所で停まってくれない。
今回のドライバーたちはみな若くて、リーダーも日本人が写真を撮りたがるスポットを理解していなかった様子。もったいないことをした。
そうこうしているうちに岩山の中のオアシス村を通り過ぎ
下りに入ると舗装路になった。
これを降りきったところにあるのが乾燥しきった道路脇に真っ白な家々が並んでいるアル・ハムラ村。
本日のお昼はイエメン料理のレストラン。
入り口脇のキッチンでは炭火で料理が作られていて
大量のご飯と共に出された魚ももちろん炭火焼。イエメンでもそっくりな魚を食べたっけ。
しかしこの魚よりおいしかったのはこちら↓
ラクダ肉の煮込み。
玉ねぎやトマト、ターメリックなどのスパイスを使って煮こまれた肉は柔らかくて、言われなければおいしい牛肉だと思っただろう。脂身もほとんどなくて、モロッコのタジンもおいしかったがこちらの方が好きかも。
でもドライバーたちの食べていたこちらはさらにおいしそうだった。
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朝8時にムトラのホテルを出発、マスカットの町を抜けたところにあるグランド・モスクへ。
このモスクは現国王スルタン・カーブースが自身の即位30年を記念して私財を投じて作らせたものだそうで、完成は2001年とまだ新しい。
入口で靴を脱いで、まずは小さな女性用礼拝室へ。
シャンデリアやステンドグラスが美しいこちらの礼拝室でも750名を収容できるそうだが、
こちらの扉からメイン・ホールに入ると
6500名が入れると言うこちらは大きさよりもその豪華さに圧倒される。
中央のドームから下がる巨大なシャンデリアはイタリア製、イラン製のカーペットはアブダビのシェイク・ザーイド・モスクに抜かれるまで世界最大だったそう。
ミフラブはもちろん、壁や天井のタイル、窓のステンドグラスなど細部も凝りまくっていて、豪華ではあるけれど全体の雰囲気は落ち着いていて祈りの場にふさわしい。
建物の外側は白い大理石がすっきりと美しく
建物をつなぐ回廊がまた凝っていて
柱の間を飾るタイルのスタイルが場所によって違う。どれも素敵でうっとり。
モスクの周りも大勢の庭師によって美しく整えられ、王様は誠に趣味が良くていらっしゃる。
ところでオマーン国内で非イスラム教徒が入れるモスクはここだけだそうだが、入る時には入口の風紀委員のような係員が女性が肌や髪を出していると厳しくチェックする。
我々と入れ替わりにクルーズ船の大団体がやって来たが、欧米人の中にはなんでそんな恰好で、と言う人たちが結構いて、そういう場合には入り口横の売店でアバヤとスカーフを借りる。見ていると売店のおばさんが巻いてくれるスカーフがかっこよくて、自分もおばさんに巻いてほしかった。
モスクの見学を終えたら車はマスカットを離れ、内陸のハジャル山脈へ向かう。
麓のガソリン・スタンドで燃料補給をしたが、ガソリンはリッター56円ぐらい。
舗装路を外れて山の中に入って行くと、緑はまったくなくなって周りは岩だらけ。
面白い形の岩山やすごい地層が見える所があったりで雄大な景色が続く。標高も峠では2000メートルもあったが、なぜか先頭車は景色のいい所で停まってくれない。
今回のドライバーたちはみな若くて、リーダーも日本人が写真を撮りたがるスポットを理解していなかった様子。もったいないことをした。
そうこうしているうちに岩山の中のオアシス村を通り過ぎ
下りに入ると舗装路になった。
これを降りきったところにあるのが乾燥しきった道路脇に真っ白な家々が並んでいるアル・ハムラ村。
本日のお昼はイエメン料理のレストラン。
入り口脇のキッチンでは炭火で料理が作られていて
大量のご飯と共に出された魚ももちろん炭火焼。イエメンでもそっくりな魚を食べたっけ。
しかしこの魚よりおいしかったのはこちら↓
ラクダ肉の煮込み。
玉ねぎやトマト、ターメリックなどのスパイスを使って煮こまれた肉は柔らかくて、言われなければおいしい牛肉だと思っただろう。脂身もほとんどなくて、モロッコのタジンもおいしかったがこちらの方が好きかも。
でもドライバーたちの食べていたこちらはさらにおいしそうだった。
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