Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

錦糸町でフィリピン料理@「iPo iPo」

2025-03-01 16:13:00 | 食べ歩き

バンコク在住のKimcafe師匠が毎年恒例の里帰り中なので、これも恒例のヤムの会。
今回は師匠のご希望がフィリピン料理とのことで、超久しぶりの錦糸町へ。
錦糸町は40年近く前(!)、押上に住んでいた頃に時々行っていたが、駅前がすっかりきれいになってびっくり。

その駅前から徒歩5分ほど、今回の会場はこちら、「フィリピン料理 iPo iPo」
 
細長い店内にはカウンターとテーブル席が4卓。頭上の大きなモニター2つにはずっと海の中のビデオが流れている。

アジア好きの面々ではあるが、フィリピン料理は珍しい。
メニューを見てもどんな料理か想像もつかないので、お店のお姉さんのおすすめに素直に従うことにする。

そして初めに出てきたのは
 Sisig Tenga
これは豚耳と玉ねぎの鉄板焼き。豚耳は沖縄のミミガーのようなコリコリではなく、ねっとりとした口当たりでいかにもコラーゲンたっぷり。ほんのちょっと緑の唐辛子が入っているが、醤油ベースの味付けでおいしい。

 次の Crispy Pata は骨付き豚バラ肉の唐揚げ。
お肉は一度煮てから唐揚げにしているのだろう、ホロホロと柔らかくて皮はパリパリ。これ自体に味付けはほとんどされていなくて、ポン酢のようなタレを付けて食べる。

 フィリピン料理で唯一名前を知っていた Adobo。
豚肉と鶏肉をお酢と醤油で煮込んだ料理で、これは白ご飯が欲しくなる味。
昔フィリピン人のお嫁さんをもらった知り合いは家に帰るとお酢の匂いでむせそうになると言っていたが、この店のアドボに酸味はまったく感じなかった。

 Pinakbet はフィリピン風野菜炒め。
特徴的なのはエビペーストの香りが強いこと。タイやインドネシアでよく使われるエビペーストをフィリピンでも使うんだ。

どのお料理もお米に合いそうで日本人にはとても取っ付きやすい味付け。
これなら飽きずに食べられそうと思うが、生野菜の姿がまったく見えない所がフィリピンならではなのだろうか。

武蔵小山駅前の今はタワマンが建ってしまった所、以前怪しい飲み屋街だった頃に一軒フィリピン料理屋があった。
どんな料理か興味があったのだが、いつも店の外のテーブルにフィリピン人が何人もたむろっていて、結局中に入る勇気が出なかった。一度入ってみればよかったかな。

最後にスクムビットさんがフルーツサラダを頼んだ。
 
これに自らベトナムで買ってきた「パイナップル用シーズニング」を付けて食べてみよう、ということだったが、塩に砂糖、チリ、にんにくまで入ったこの調味料、はっきり言って合いません!

お土産にいただいたこれ、さて、どうやって使ったものやら。


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