Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

16年初冬の北海道 1 銀婚湯再訪

2016-12-18 19:25:34 | 国内旅行
2016年11月28日から12月3日まで 北海道の旅

11月28日

恒例、大人の休日倶楽部パスの旅、ちょうど秘湯を守る会のスタンプが10個たまったので、3年前に行った銀婚湯にご招待していただくべく、北海道まで足を伸ばすことにした。

出発は初めて乗る北海道新幹線のはやぶさ。
 とは言えサイドのラインが紫ではなくピンクと言うことはJR東日本の車両で新しいところはなし。
しかし銀婚湯の最寄駅の落部に行くのに以前は6時34分発に乗らなければならなかったが、今回は8時20分発で随分楽になった。

4時間の旅のお供に本日は南仏風ブイヤベースごはん弁当という変化球を選んでみた。
 
ジャワティー付き1100円、魚貝系のおかずがいろいろ入ってご飯もおいしいけれど、魚の匂いが結構強くて、他のお客さんにはちょっと迷惑かも。

新青森まではあっという間、その先はJR北海道の管轄になって「車窓の風景をお楽しみください」なんて車内放送も入るが、青函トンネルはもちろん真っ暗、地上に出てからも両サイドは防音壁にがっちり囲まれて風景はほとんど見えず
 外が見えたと思ったらもう新函館。

乗り換え時間が12分なので新しい駅舎を見学する暇もなく在来線ホームへ。
 
 乗車位置を示す表示は数字ならぬアルファベットになっていて、それぞれサーモンだのポテトだの北海道らしい名前が付いているが、これは親切なのだろうか。

 ここからはスーパー北斗に乗車。
 
前回と全く同じ日に来合わせたが、大沼は半ば凍っているものの今回はまわりに雪はなし。
しかし沿線の木は倒れたり折れたりしたものが多くて、これはこの夏の台風の被害だと後で聞いた。

30分弱の乗車で森駅。ここでの乗り換えが今度は43分もあるが
 
駅前の温度計が3℃では周りをうろつく気にもなれず
 
大谷君だらけの駅舎内で時間をつぶす。

 
13時1分に森駅を出て海沿いを走り
 
宿の若女将が待ってくれている落部駅には14時6分に到着。前回に比べて所要時間が1時間半短くなった。

宿に向かって走り始めると細かい雪が舞い始めたが無事に到着。
 
すぐに案内されたのは今回は新館。
 
トイレ、洗面付きの部屋は一人なのに10畳と広くて、お金を払って泊まったのは一番安いお部屋だったのに、と恐縮してしまう。

今回は一泊だけなのでゆっくりしてはいられない。
暗く前に行かねば、とフロントで鍵を借りて貸切露天へ。

 
今回もつり橋を渡って
 
落ち葉を踏みしめてやって来たのは「もみじの湯」。ここは前回訪問時には入れなかったので、これで銀婚湯のお風呂はすべて制覇したことになる。
   
大きなもみじの葉はもちろんもうすべて落ちているが、石造りの浴槽に満ちた笹濁りのお湯には黒い湯花が舞い、外気でちょっとぬるめになっているのでゆっくり入れる。やっぱりここまで来てよかった!

一湯目を堪能したらじきに食事の時間。
  前回は部屋食だったが、食事処が個室に改装されて今はこちらで夕食になった。
 
既に食卓に並べられていただけでもこれだけの品数。
 
新鮮なレバーまで乗った鶏鍋はすごいボリュームで、さらに揚げたての天ぷらが来る。
 
とうもろこしご飯もおいしいけれど当然完食はできず、デザートはもちろん部屋に持ち帰り。
相変わらず太っ腹な食事にしばらくは動くこともできない。

 
と言うわけで内湯は夜中に入って、羽毛で軽くなったお布団でゆっくり休ませてもらった。


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コメント (3)
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