和食と言えばいつもお世話になっていた御成門の「桝ざき」さん、なんとも残念なことに昨年末で閉店してしまった。
武蔵小山で気に入っていたフレンチの「マルティニーク」も少し前に突然閉店してしまったし、大岡山のおいしい小籠包の店も移転してしまった。
近くに住んでいるくせになかなか全員集合できない4人の女子会、さあ今度はどこに行こうかと悩んで、フランス在住ながら帰国のたびにおいしいお店を開拓してくださるタヌ子さんおすすめの自由が丘「ちそう」に行ってみることにした。
お店は自由が丘の駅から徒歩5分。
ビルの地下ではあるが、方向音痴を自認する二人もちゃんと来られる場所だったのでひとまず安心。
初めてのお店なのでとりあえず一番リーズナブルなコースをお願い。
最初のお椀はアスパラとじゃがいものすり流し。中に小さな小さなトマトが2つ入っていて、すくったらニコちゃんマークになった(笑)。
八寸はトマトやズッキーニ、冬瓜など野菜中心の小鉢がきれいなお皿に載ってやってきた。右下の枝豆の酒盗あえ、うまし。お酒は飲めないけど、お酒に合う味付けだというのはわかる。
ついでに友人たちの頼んだ勝沼のワイン、味見させてもらったらとてもおいしかった(飲めないけど)。
お造りは4種盛り。松笠切りにされた分厚い本マグロ、おいしい!
焼き物はさっぱりと大根おろしの乗った鴨のローストに2種のお味噌の焼きナス。
揚げ物のコロッケは太刀魚と珍しやアボカド。あしらいの葉ショウガのてんぷらもおいしい。
そしてご飯は「桝ざき」のように土鍋で登場。
鯛と小芋にトウモロコシも入ったご飯。味付けが全体にちょっと濃いめなのは関東風だけれど、関東育ちの4人なのでおいしくいただく。
〆のデザートは夏らしく氷に乗せられた桃のプリンとわらび餅。
わらび餅はきれいな緑色で、これはなんとモロヘーヤ入りとか。
量もちょうど良く、残ったご飯はおにぎりのお土産でいただいて御馳走さま。
ちそうのお料理はお酒のおつまみにピッタリなので、呑兵衛二人には丁度良いのです。
前回は相棒が体調不良だったから、次回帰国時にまた行こうと思ってます。
私はこのコースの炊き込みご飯を海鮮バージョンに変更してもらいました。
桃のプリン食べてみたかったけど、もう季節は終わっちゃいますね。
ちそうはちょっとお味が濃いめなところがお酒には合うのでしょうね。
次回は私も海鮮炊き込みご飯をぜひ頂きたいと思います!