マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

りんごちゃんという女性

2006年11月09日 | あべの&天王寺
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息子が中学時代に
私が仲良くお付き合していた七人(七人会)の友人の中に
りんごちゃんという女性がいました。
彼女との出会いは息子が幼稚園の3年保育に行き始めた頃。
もう20数年も前のことです。

1989年5月に始めた地域のミニコミ誌の活動も
りんごちゃんを中心にたくさんの人たちと交流を深めてきました。

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ミニコミ誌の活動は4年余りで終わりましたが
私たち仲間が最も輝いて、意気揚々としていた時代です。
テレビ出演したり、レタスクラブという雑誌に掲載されたり
また空き瓶や空き缶や牛乳パックの回収をしたり
多くのイベントにも参加した輝かしい時代でした。

2000年の夏、りんごちゃんは長い間住み慣れた地元を去って
大阪狭山市に引っ越されました。
今はお互いが多忙でなかなか会えなくて
また毎年恒例の「七人会」も出来ないでいるけれど
私は彼女のことを忘れたことありません。

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2000年夏りんごちゃんは
「もうちょっと知っとく? 私たちの阿倍野」(新風書房)を
出版しました。
郷土の歴史をわかり易く説明したものです。
この本は学校の地域学習に使われ、また彼女も教壇に立ったり
講演を頼まれたりと、今でも多忙な毎日を過ごしています。

1995年に大阪の伝統野菜である天王寺蕪が
野沢菜の先祖であることを発表しました。
マスコミで報道されて以来「なにわ伝統野菜」が一躍有名になり
今は「天王寺蕪の会」事務局長として活躍しています。

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少し前になりますが、彼女から
「教育大阪 Vivo la Vita」という月刊誌が送られてきました。
「Vivo la Vita」とはイタリア語で
「自分らしく生きる」という意味です。
みんなで発信する「教育大阪」は
学校と家庭と地域を結ぶ教育情報誌です。

ページを開くと、彼女の写真が大きく掲載されていました。
編集長の女性との対談が載っていました。
7ページにも渡って彼女の郷土への想いが書かれていました。

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「りんごちゃんは今でもこんなにがんばっているんだわ」
そう思うと嬉しくなりました。

昔からどんなにスランプに陥っても決して凹まない人でした。
彼女の笑顔にどれだけの人が癒されたことでしょう。
彼女と出会って、私は多くの友人が出来ました。

親類のいない大阪で暮らしても寂しくないのは
きっとたくさんの友人たちがいるからだと思っています。

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彼女のことだから
きっとこの先も何かをやってくれそうです。
「りんごちゃん」って女性はそんな人です。

「さあ・・・私もがんばらなきゃ!」と
この月刊誌は私に元気を与えてくれました。

尚、このエントリはりんごちゃんの許可を頂いて書いたものです。





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