
東寺から始まった今年の京都の紅葉便りも
今日で最後になりました。
明日は大阪の紅葉をお届けしますね。
お楽しみください。
今年の紅葉は遅いと言われていましたが
ずいぶん以前から予定していた日に
見ごろを迎えて紅葉狩りが出来たこと嬉しく思います。
また今回は天候にも恵まれて美しい紅葉を愛でることが出来ました。

さて龍安寺からさらに10分ほど歩くと仁和寺です。
仁和寺は888年に
宇多天皇が建立した真言宗御室派の総本山です。
その後歴代の皇子が門跡を継いだ門跡寺院としても有名です。

仁王門を抜けて参道をまっすぐ歩いて行くと
朱色の鮮やかな中門があります。
右に五重塔、左に有名な御室桜とまさに両手に花。
その奥に本尊阿弥陀如来が安置された国宝の金堂があります。
広大な境内は御室御所跡として史跡に指定され
国宝や国の重要文化財の建造物が建ち並びます。
仁和寺は平成6年に世界遺産に登録されました。

街道に面する雄大な仁王門には
門跡寺院の風格がたっぷりと感じられます。
春は名勝の御室桜、秋は色鮮やかな紅葉。
季節の彩りを感じながら、境内をゆっくりと散策したいものです。







