マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

阪堺電車 (大和川にて15)

2012年03月03日 | 阪堺電車(大和川)
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今日のフォト。
夜明けの大和川には、いつもドラマがある。









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人はそれぞれに、生きている。
電車の通過時間を待ちながら、人生を考える。









                 









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2月28日(火) 午前5時38分15秒。 大和川全景。



2月28日の最低気温 氷点下0.7度。 日の出 6時30分。
寒い朝だった。 こんな時こそ、余計に気合が入る。









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午前5時38分48秒。



早朝、真っ暗な中で写真を撮るのは、かなり忍耐のいること。
そしてとてつもなく寂しい。 でも本気で写真を撮るのは、とても孤独な作業なのです。









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午前5時44分55秒。 下り電車が通過。



この日の電車の初撮り。 初撮りの時間が段々と早くなる。
冬至の頃に比べて、40分近く日の出が早くなった。









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午前5時50分30秒。



すでに東の空が明るくなり始めた。









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午前5時55分58秒。 下り電車が通過。



ここまでして、ここで写真を撮り続けることを
たぶん多くの人は、理解できないのではないだろうか。









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午前6時08分21秒。 下り電車が通過。



こんな光景を目の当たりにすれば、虜になってしまう。
運転士のシルエットに、ワクワクする。









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午前6時08分25秒。 



同じ下り電車は、二上山を通過。
この日は、山の稜線がくっきりと浮かび上がっていた。









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午前6時16分34秒。



朝焼けが、川面を真っ赤に染める。









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午前6時18分56秒。 上り電車が通過。



この美しい光景を見た時は、眠いのも寒いのも忘れる。









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午前6時35分22秒。 上り電車が通過。



左下の四角いビルの横から、朝陽が昇るだろう。









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午前6時37分02秒。 ご来光。









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午前6時41分50秒。 電車が来ない。 その瞬間が待ち遠しい。









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午前6時43分06秒。 下り電車が通過。



三脚を立てて、気合を入れ過ぎた時ほど、上手く撮れない。









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午前6時54分07秒。 同じ下り電車。



1秒ずつの連写も手元が狂い、ピンを決められない。









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午前6時54分08秒。 同じ下り電車。



運転士の視線の先は・・・。









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午前6時54分09秒。 同じ下り電車と上り電車。



鉄橋の上で、すれ違う。 この日のスペシャル写真。



70-300のレンズ、70で撮れば、下り電車の後ろの方に太陽が入った。
300で撮れば、太陽は入らないけれど、2人の運転士の表情が撮れる。



焦点距離をどのように定めて撮ろうか、思案に暮れる。



上り電車が近づいてきたことを意識しながら、1秒前の300の写真から
70の写真にするために、レンズを回す作業が、私には出遅れる。



この写真を撮るために、バックも帽子も手袋も、地面に脱ぎ捨てた。
三脚を立てると、カメラを横に振る動作が鈍る。 これは今後の課題。









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3月1日(木) 午前5時23分05秒。 大和川全景。



3月1日の最低気温 5.2度。  日の出 6時27分。
大和川で、5.2度あると、暖かいと感じるようになった。



この日、新しい発見をしました。
大和川の左岸の鉄橋の手前の光の写り込み。









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午前5時27分22秒。



今まで、こんなきれいな写り込みはなかった。
これは大和川の左岸の水かさが、増えたのです。
だから写り込むようになった。









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午前5時28分02秒。 下り電車が通過。









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午前5時44分50秒。 下り電車が通過。



米粒ほどの運転士でも、撮れると嬉しい。









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午前5時56分31秒。 下り電車が通過。



まだ、大和橋の上からの撮影。









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午前6時07分37秒。



この時点で、大和川へ来て、40分以上写真を撮り続けている。









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午前6時08分35秒。 下り電車が通過。



6時を過ぎても、東の空が明るくならない。









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午前6時10分15秒。 大和川全景。




それもそのはず。 この日はこんな悪天候になってしまったのです。
低い位置に、どんよりとした雲が居座っている。









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午前6時11分54秒。  車の渋滞が始まる。 



こんなお天気だし、この後、河川敷へ下りて写真を撮ろうかどうか迷った。



悪条件の中で撮っても、気合を入れて撮った分だけ、出来の悪い写真を見て
味わう敗北感が大きい。 このまま帰る方が、傷は浅い。









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午前6時15分42秒。



・・・と言いながらも、左岸の河川敷へ下りて行った私。









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午前6時19分20秒。 上り電車が通過。



運転士が2人いる。









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午前6時24分13秒。



天候の条件がよくない分だけ、気持ちはあちこちに向く。
大和川の右岸で出会う人と、左岸で出会う人は、全然違う。









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午前6時25分19秒。



この時間帯に、いつも愛犬の散歩に来られる。









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午前6時27分21秒



ラジオ体操をされている方もいる。









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午前6時28分55秒。



走っている人もいる。









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午前6時30分45秒。



私は2月20日まで、ずっと右岸の河川敷で撮っていたのですが
今は、工事中で、たくさんの砂袋?が、置かれています。









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午前6時31分40秒。



ゆりかもめが、群れている。









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午前6時32分38秒。



このカッコいいワンちゃんも、左岸の河川敷でしか見られない。









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午前6時35分32秒。



左岸の踏切の警報器が鳴り始めた。









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午前6時35分47秒。 上り電車が通過。



新塗装、黄金糖は、可愛らしくて好きです。









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午前6時42分55秒。 下り電車が通過。



モ161形 163号。 昭和3年製造の現役車両です。









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午前6時54分23秒。 下り電車が通過。



太陽が、雲の間から、見え隠れする。









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午前6時54分28秒。 左岸の踏切。



踏切の前には人がいて、上り電車と下り電車がすれ違う。









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午前6時54分30秒。



そして2つの車両が、並ぶ。









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午前6時54分34秒。



すれ違って2つ並んだ上り電車の方が、朧な太陽の前を横切ろうとしている。
悪条件の天候の中で撮った、嬉しい1枚です。



やっぱり左岸の河川敷に下りてよかったです。









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北天下茶屋付近。



「お~い、電車が来たよ~」









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「お~い、危ないよ~」









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オッと、1番危ないのは、この私。
よく警察に、連れて行かれないものだ。(笑)



鉄男さんも鉄子さんも、ルールを守って撮りましょう。
夢中になると、「もう少しもう少し」と思う。 私もごめんなさいです。












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