今日のフォト。
納骨寺の桜のつぼみが、少しずつ膨らみ始めました。
両親の納骨寺へ、彼岸参りに行って来ました。
休日の合間の19日、それでも参拝客は多かったです。
お寺の屋根の上には、鳩がたくさんいました。
灯篭の上でも、日向ぼっこしていました。
そして納骨堂へ。
持って来たお花をお供えして。
ロウソクと線香を3本ずつ。
彼岸にいる、主人の父と、私の両親の分です。
ロウソクに、灯りを点して。
線香に火をつけて。
ここに線香を置いて、お参りする。
両親の前に来ると、いろいろな事を聞いてほしくなる。
でも何も語らず、家族が健康で暮らせますようにとだけお願いする。
年と共に、煩悩が消えてゆく。
小さなことなど、もうどうでもよい。 元気で暮らせるなら。
境内の片隅に、1本の桜の木があります。
「阪神淡路大震災鎮魂の桜 六千五百本結願記念樹」の碑が立っています。
そして今年、新しい像が、建ちました。
「3.11を忘れない」と、刻まれています。
女性が、本を広げています。
その本には、11-03-11 東日本大震災
そして東北の地図が刻まれています。
東日本大震災の鎮魂の像です。
阪神淡路大震災鎮魂の桜と、「3.11を忘れない」の像は
境内の片隅で、寄り添っています。
私たちは、この2つの震災を 決して風化しては ならないのです。
桜のつぼみが、花開く頃には、少しは元気になっているかな? 日本という国が。
打ちひしがれた1年だっただけに、桜が咲くのを待ちわびる。
納骨堂の方から、亡き母の声が聞こえる。 「暑さ寒さも、彼岸まで。」