マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

2006年紅葉・パート5 京都・金閣寺

2006年11月25日 | お出かけ
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いつも私のブログを読んでくださるゲストの皆さま
もう少しだけ京都の紅葉の日記になりますが
どうか飽きないで見に来てやってください。
そして私の撮った京都の紅葉写真をお楽しみください。

東海の友人と京都で待ち合わせをして紅葉狩りに行って来ました。
写真仲間の友人で
春の桜と秋の紅葉を京都で撮り始めて三年になります。

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京都駅9時。
さあ・・・写真撮影開始です。

先ずは金閣寺へ。
正式な名前は「鹿苑寺」(ろくおんじ)と言います。
金箔が施された鏡湖池畔に立つ舎利殿を
室町時代から人々は「金閣」と呼んでいたそうです。

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応仁の乱ではほとんどの建物が焼け落ちたけれど
金閣だけが残ったとされます。
けれど昭和25年の放火により炎上。
現在の金閣は昭和30年に復元されたものです。

衣笠山を借景に金を張り巡らせて造られた金閣と
美しい庭園は、極楽浄土をこの世に現したと言われます。

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金閣の屋根上には黄金の鳳凰が輝いていて
三島由紀夫の小説の題材にもなりました。

鏡湖池の周りや参道から金閣までの紅葉も
また息を呑むほど美しかったです。

春のツツジ、秋の紅葉は特に有名で
外国人旅行者も数多く訪れる名刹です。

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2006年紅葉・パート4 京都・金福寺

2006年11月24日 | お出かけ
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今日は少し紅葉狩りのこぼれ話をしましょうね。
秋の京都は歩かなきゃダメ!です。
定期観光バスもあれば、タクシー観光もあるけれど
ライトアップの始まる夕刻には、道路は大渋滞です。
信号が青になっても車は動きません。

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春の桜と秋の紅葉の季節
京都では特別拝観とライトアップが行われています。
清水寺、永観堂、青蓮院門跡、宝厳院、高台寺、知恩院。
18時からのライトアップを観るために観光客が動き始めます。

ライトアップは必見です。
いつか京都を訪れることがあれば1泊されて
是非、華麗なる夜の京都を観て頂きたいです。

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金福寺はバス停・一乗寺下り松町から10分。
詩仙堂から10分のところにある金福寺は
松尾芭蕉と与謝蕪村にゆかりのある俳句の聖地として有名。

舟橋聖一の歴史小説「花の生涯」の
ヒロイン・村山たか女の終焉の地としても知られます。

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境内にある芭蕉庵は
松尾芭蕉が度々訪れたことから名づけられ
また現在の庵室は与謝蕪村一門が再興したもので
しばしば句会が行われていたそうです。

他にも蕪村の墓や蕪村直筆の「芭蕉翁像」もあり
金福寺は俳人ゆかりの寺として親しまれています。

門をくぐったところのもみじの落葉に人の一生を重ね合わせ
儚さと切なさとこの世の無常を感じます。

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2006年紅葉・パート3 京都・曼殊院門跡

2006年11月23日 | お出かけ
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詩仙堂から北へ20分ほど歩くと
枯山水の庭園が美しい曼殊院門跡があります。

もともと比叡山にあった曼殊院門跡は移転を繰り返し
1656年に現在の地に再建されました。
門跡とは皇室一門の方々が住職であったことを意味し
洛北屈指の名刹です。

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江戸時代初期の書院建築である大書院や
桃山時代に狩野永徳が描いた
虎の襖絵が見事な虎の間。
また繊細な菊の欄間など見どころが多い。

庭園の枯山水は禅的なものと王朝風のものとが合わさって
日本的に展開した庭園として定評があります。

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紅葉は少し早いのでは?と心配していましたが
どこも見ごろを迎え私たちを楽しませてくれました。

このご夫婦と秋の京都の紅葉を観るようになって三年。
毎年この季節に北海道から関西入りされる。

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20日に関西入りされ、京都・奈良を満喫。
明日24日の夕刻の便で帰路につく。

今年も古都の紅葉は美しく色づき
友人をお迎えできたこと、私も嬉しく思っています。


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2006年紅葉・パート2 京都・詩仙堂

2006年11月22日 | お出かけ
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東寺をあとに次は「詩仙堂」に行きました。

洛北は比叡山が間近に見える自然に囲まれたエリアで
どのスポットも木々の緑、紅葉が美しく
季節の花が楽しめるところです。

竹林の間にひっそりとある小有洞の門をくぐって
静かな参道を登り、建物の中に入ると
狩野探幽筆による三十六詩人の肖像と詩に囲まれます。

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これは日本の三十六歌仙にならって
中国の三十六詩仙を選んだものだそうです。
「詩仙の間」と呼ばれる四畳半の小さな部屋ですが
とても見応えがあります。

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ここは徳川家康のもとを離れた江戸時代初期の文人
石川丈山が余生を送った草庵で
回遊式の庭園は実に美しい。
丈山が考案したといわれる「鹿おどし」の音が白砂とツツジや
山茶花を配した唐様庭園に響き渡ると趣深く風流です。

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庭専用の草履に履き替えて庭をめぐれば、
四季折々の花が楽しめ
石川丈山のセンスがいたるところに感じられます。
また秋の紅葉は格別の美しさで、訪れる人が跡を絶ちません。
青い空と紅いもみじが美しさを競うかのように映える一日でした。


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2006年紅葉・パート1 京都・東寺

2006年11月21日 | お出かけ
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遠方から来られた友人をご案内して
京都で紅葉狩りをしてきました。

20日に京都入りした友人が
21日の観光に先ず希望されたのは東寺。
京都が最も都らしい姿をしている東寺は
よく京都の旅のポスターに使われ、そのポスターに魅せられて
全国から四季折々の京都を訪ね、都入りされます。

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京都のシンボルである五重塔は
焼失と再建を繰り返し、現在 五代目の五重塔は
1644年に徳川家光が再建したもので
国宝に指定されています。

平安京の景観を偲ばせる唯一のよりどころでもあり
文化財を数多く伝え 世界文化遺産です。
高さは57メートルあり日本の古塔では最も高いのが京都の五重塔。
夕映えに佇むこの五重塔は素晴らしい絵になります。

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また境内では毎月21日に弘法市が開かれていて
今日はその賑わいをも十分に満喫してきました。
私は案の定楽しいものをいっぱい買っちゃいました。
友人の奥さまはパッチワークをされるので
ここで売っている「和」の布をたくさん購入されました。

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他にも美味しいものがいっぱい売っていて
境内は終日人で溢れています。
私は午前9時前には東寺に着きました。
食べ歩き、見歩き、楽しい東寺の弘法市でした。

境内は広大な広さで、銀杏やけやきやもみじ
色とりどりの紅葉を楽しむことができました。

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