「阪大教授を懲戒処分へ」の記事に思う

　gooニュースによれば、大阪大生命機能研究科の教授が論文を改竄し、助手が自殺までしていると言う。

　以前当ブログの本館（楽天ブログ）の方で、超伝導関係の論文捏造事件をテーマにした本のことを紹介した。この事件の場合は、当事者がまだ若く、論文を捏造して名をあげる誘惑に負けてしまったのかもしれないが、大阪大学の場合は、ＤＮＡ複製の研究では第一人者と看做されており、既に功成った人である。おまけに、定年退官間際だったのである。いったい、論文捏造に、いかなるインセンティブが働いたのであろう。

　人間「起きて半畳、寝て一畳」という言葉もある。大学教授になっても、足るを知ると言うことを知らなかったのだろうか。


阪大教授を懲戒処分へ　論文２本のデータを捏造・改ざん (朝日新聞) - goo ニュース



読書の話題、旅の話題、Ｈ18.8までの資格試験の話題、その他日々の出来事は本館をご覧ください。
風と雲の郷　本館(楽天ブログ）はこちら