今日も、池田信夫氏が彼のブログ記事「北欧モデル」で労働市場の自由化を述べている。
<北欧の労働生産性が高いのは、解雇自由で労働移動がすみやかなことが原因といわれているが、このモデルに普遍性があるかどうかはわからない>と述べながら、結局は、<北欧型の積極的労働政策には学ぶべき点が多い。解雇自由にする代わりに、職業訓練などによって労働移動を円滑にする制度を、労組や政府ではなくビジネスベースで実現するしくみが必要だろう。>と括っている。
しかし、私には現実を全く見ていない空論に思えてならない。解雇自由となれば、不況期には巷は失業者であふれるのではないか。それがまた不況を加速するといった負のスパイラルに陥りはしないか。そんな状況下で、職業訓練などで本当に労働移動が円滑になるのか?仮に次の職が見つかったとしても、労働者の処遇は一層悪くなり、それが新しい職に就くたびに加速するようなことはないのか。
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