小飼弾氏は彼のブログ「404 Blog Not Found」の記事「タバコとコドモの違い」で、赤木智弘氏の「【眼光紙背】タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!」というコラムに対してしかるべき反応がないことに批判を浴びせている。
赤木氏の主張は一言で言えば、「喫煙も子育ても個人的な趣味であるから、学校や公園をつくるのと同じように、喫煙者の権利を守るために公共交通機関には喫煙ルームの設置を義務づけるべきである。」というものである。
赤木氏の主張は、前提条件が間違っていると言わざるを得ない。確かにタバコは個人的な趣味、それも吸わない者にとってはすこぶる迷惑な趣味であるが、子育てはそうではない。たとえ自分に子供がいなくても、自分たちが歳を取った時に世話になる社会的共通基盤を支えていくのは、今の子供世代なのだ。だから子育ては、個人的なことであると同時に、社会的な行為でもある。それが分かっていれば、学校や公園に対して閉鎖せよという言葉は出ないはずである。それらが、煙草に比べてはるかに迷惑だという赤木氏は、老後をひっそりと無人島ででも暮らすつもりなのだろうか。
それに比べ、煙草の方は、他人に対し迷惑以外の何者ももたらさない。おまけに喫煙者のマナーの悪さは目に余る。公共の場所での全面禁止は当然のことだ。どうしても煙草が吸いたいのなら、煙を一切外に出さないようなヘルメットでも開発して吸えばいいと思うのだが。
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赤木氏の主張は一言で言えば、「喫煙も子育ても個人的な趣味であるから、学校や公園をつくるのと同じように、喫煙者の権利を守るために公共交通機関には喫煙ルームの設置を義務づけるべきである。」というものである。
赤木氏の主張は、前提条件が間違っていると言わざるを得ない。確かにタバコは個人的な趣味、それも吸わない者にとってはすこぶる迷惑な趣味であるが、子育てはそうではない。たとえ自分に子供がいなくても、自分たちが歳を取った時に世話になる社会的共通基盤を支えていくのは、今の子供世代なのだ。だから子育ては、個人的なことであると同時に、社会的な行為でもある。それが分かっていれば、学校や公園に対して閉鎖せよという言葉は出ないはずである。それらが、煙草に比べてはるかに迷惑だという赤木氏は、老後をひっそりと無人島ででも暮らすつもりなのだろうか。
それに比べ、煙草の方は、他人に対し迷惑以外の何者ももたらさない。おまけに喫煙者のマナーの悪さは目に余る。公共の場所での全面禁止は当然のことだ。どうしても煙草が吸いたいのなら、煙を一切外に出さないようなヘルメットでも開発して吸えばいいと思うのだが。
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