所用で、実家に帰った際に、家の周りでたまたま見つけたカマキリ。実家のあるところは、もう夜はかなり冷え込むのに、まだまだ元気だ。腹がだいぶ膨らんでいるので、これから卵を産むのか?それとも、カマキリが殆ど持っている、あの気持ちの悪い寄生虫、ハリガネムシによるものか。ハリガネムシは、カマキリの腹を水につければ出てくるらしいのだが、ちょっと気味が悪いので、実験する気にはならない。子供のころは普通に見かけていたのだが、やっぱり苦手である。
いずれにしても、冬は間近だ。このカマキリも、卵を産んで、次の世代にバトンタッチして行くのかと思うと感慨深い。実家のある辺りは田舎なので、まだまだ自然がある。それでも、昔に比べれば、環境は大きく変わっている。一度失った自然は取り戻せない。もう田舎でも、ミズスマシやゲンゴロウなんかを見るのは無理だろうな。