文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

萬行寺(博多ぶらぶら6)

2016-02-07 21:19:12 | 旅行:四国・九州・沖縄
萬行寺




 「「博多町屋」ふるさと館」を見学した後、一旦博多駅まで帰ろうとして大通りまで出ると、目の前に大きな寺がある。まだ少し時間があったのでちょっと寄ってみた。ここは、浄土真宗本願寺派の寺で、萬行寺というらしい。山号は普賢山。そういえば、昔就職してまもないころ、同じ職場に、なにかと知ったかぶりをするオヤジがいたことを思い出した。京都の本願寺は、西と東があるが、本来はどちらも同じ宗旨だ。しかし、そのオヤジは、なんと片方が親鸞が宗祖で、もう片方は法然が宗祖だと言い張っていた。もちろん法然は浄土宗の宗祖で浄土真宗ではない。本願寺派は、西本願寺を中心とする宗派で、東本願寺を中心とする宗派は大谷派という。


親鸞聖人像


 浄土真宗のお寺らしく、入り口には親鸞像が建っていた。



○関連過去記事
「博多町屋」ふるさと館(博多ぶらぶら5)
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「博多町屋」ふるさと館(博多ぶらぶら5)

2016-02-07 14:33:35 | 旅行:四国・九州・沖縄

「博多町屋」ふるさと館




 「博多伝統工芸館」が休館日だったので、櫛田神社から見て、道路の向こう側にある「「博多町屋」ふるさと館」に入ってみる。ここは、3つの棟が連なっており、入り口は別々になっている。中では、明治、大正期を中心にした博多の暮らしが紹介されている。見どころは、真ん中の町屋棟に展示されている博多織の手織りのための道具だ。時間によっては実演がみられるほか、手織り体験もできるらしい。

○関連過去記事
博多伝統工芸館(博多ぶらぶら4)
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書評:呼吸で心を整える

2016-02-07 10:29:58 | 書評:その他
呼吸で心を整える (フォレスト2545新書)
クリエーター情報なし
フォレスト出版


 本書は、呼吸をコントロールすることにより、心身の状態を整えようというものだ。呼吸と心身とが関係していることは、誰もが経験的に知っているのではないだろうか。例えば、心が乱れている時には、呼吸が浅く、早くなる。逆に、落ち着いているときは、呼吸もゆったりとしていることだろう。

 禅やヨガ、自律訓練法といった心を鍛えるものには必ず呼吸法が大きな役割を担っている。それだけではない。日常でも、心を落ち着かせるには「深呼吸」をしなさいということをよく言われるのではないか。そうそう、お産の際にも呼吸法が重要になってくる。

 私など、病院で血圧を測ってもらうとき、1回目は大体が少し高くがちだ。しかし、深呼吸をした後で再度測ってみると、少しだけだが下がっている。このように呼吸をコントロールすることは、心身をコントロールすることにも繋がっているのである。

 それでは、実際にどのような呼吸をすれば良いのか。本書が教えるのは、「ゆるめる呼吸」、「数える呼吸」、「歩く呼吸」、「声を出す呼吸」、「鎮める呼吸」の5つの呼吸法である。

 これらの呼吸をもう少し端的に言うと、要は、雑念を払って、深くゆっくりした呼吸を行うということだろう。「ゆるめる呼吸」は例外的に吸う方に意識を向けるが、その他の呼吸法は、吐く息の方に集中するのが基本である。これは、いろいろなところで聞く呼吸法とも整合している。

 呼吸法は、スポーツジムに通ったりするのとは違い、どこででも手軽にできるし、お金もかからない。これをマスターするだけで雑事に捕らわれないような生き方ができるというのなら、これほどお得なことはないのではないだろうか。やってみても損することはないと思うので、本書を指南書として、気軽に呼吸法の練習に励んでみてはどうだろう。

☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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