マンガでわかるグーグルのマインドフルネス革命 | |
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サンガ |
・(編)サンガ編集部、(原作)方喰正彰、(作画)花糸、(製作協力)荻野淳也
本書は、グーグル社内で開発されたというマインドフルネスに関してマンガ仕立てで解説したものである。
マインドフルネスというとなんだか難しそうだが、要は自分の呼吸に注意を向けて瞑想を行うことにより、悩みを解決してストレスを取り除き、人間関係を改善したりアイデアを生み出し易くしたりするということである。
確かに呼吸というものはとても大事なものだ。例えば禅やヨガなどでも呼吸というものを重要視している。また、落ち着きたいときには深呼吸をすればいいというのもよく聞く話だ。呼吸は身体だけのものではなく、深く精神とも結びついているのである。
だから呼吸をうまくコントロールできれば、メンタル面での改善に繋がるというのは驚くような話でもないだろう。だから別にこの方法でなくても座禅を組んでも、ヨガを極めても、それはそれで効果があると思う。
ただ、この方法が優れているのは、椅子に座ったままでも出来るというところだ。いくつか頭に入れておくこともあるので、具体的な方法は本書を読んで確認して欲しいが、基本的には本当に手軽なのである。
例えば、会社の昼休みに、オフィスで突然座禅を組んだり、ヨガをやり始めたりしたら、周りからこいつはヘンな奴だと見做されかねない。しかし、この方法だと自然に行うことができ、そう違和感も感じられないだろう。
なお、本書は著者の方喰さまからのいただきものです。ありがとうございました。
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