文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

書評:世界一ハードルが低い! 1日1時間らくらく起業術

2017-11-05 11:16:06 | 書評:ビジネス
世界一ハードルが低い! 1日1時間らくらく起業術
クリエーター情報なし
ぱる出版

・清水和希

 「1日1時間で年収2000万」。そんないい商売があるのかと思ったら、要するに情報商材を売るというもの。その内容は、「プチサク経験」だそうだ。「プチサク」というのは、ちょっとした(プチ)、成功(サクセス)のようである。「彼女をつくる方法」でも「ダイエット正攻法」でも「競馬必勝法」でもいいらしい。

 しかし、どんなやり方でも売れる商品が作れるわけではない。本書には、こうやったらいいというノウハウが沢山詰まっているように思える。

 気になったのは、プチサク経験というのは、あくまでその人個人の体験である。そこには、「まぐれ」だとか「たまたま」といった要素が入り込んでいる可能性もあるので、他の人が同じやり方でやっても、必ずしもうまくいくとは限らない。だから同じやり方を試す場合でも、あくまで自己責任でというのが大原則だろう。

 それにしても、まさかこんなものが売り物になるとは思わなかったのだが、最近はマニュアル全盛文化。こんなところにも、自分の頭で考えるより、人に考えてもらった方が、楽だという風潮が出ているのかもしれない。

 私なら「情報商材」など、まず買わないだろうと思うが、買う人もいるんだと、その驚きがかえって新鮮だった。この内容は、自分にはまったくない視点ということでなかなか興味深い。

☆☆

※初出は、「本が好き!」です。
コメント
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