主人公は、漫画家志望の相原実という20歳の青年。格闘漫画が大好き。栃木から上京して、ニャングマガジン(名前は、この漫画が連載されていたヤングマガジンをもじったものであることは明らか)編集部に原稿を持ち込むも、担当編集者の安永から萌が必要だと言われる。
実くんの大好きな高倉健二の格闘漫画・アルティメット番長も、安永が担当しているという。その漫画に急に萌え系ヒロインの世界いちこが出てきだしたのは安永のテコ入れのためだったらしい。
なんやかんやあって、高倉健二のアシスタントとして働くことになった実くんだが、実は高倉健二はペンネームで、本人は中学生くらいに見える女の子。でも本当の歳は20歳でつまりは合法ロリという訳だ。本名は瀬貝いちこといい、漫画に出てきた世界いちこは、その名前から来ている。
実くんは漫画家志望なのに、絵はへたくそ。だからアシスタントだけど、作画より料理の方が得意のようだ。いつの間にかアシスタントのはずがメシスタントのようになってしまった。
高倉健二の職場は変な人ばかり。何しろ高倉健二こと瀬貝いちこは、ラストスパートになるとネコミミをつける。あと二人女性のアシスタントがいるが、チーフの堀川は、いちこが背景を描けないので、背景専門となっている。西川秋乃は、コスプレ好きの女子高生。いちこに色々な服を着せて喜んでいる。
ちなみに、いちこはかなりの筋肉フェチのようである。実は実くん、一見ヒョロ男だが腹筋も割れている細マッチョ。いちこも次第に実くんにひかれているようだ。やたらと実くんに甘える。実くんもまんざらでもない。これは結局はいちこと実くんの織りなすラブコメなのか。いっそ、実くんが専業主夫になる道もあると思うのだが。
☆☆☆☆