文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

中華そば 陽気(広島市を歩く140)

2016-02-20 16:48:04 | 旅行:広島県



 昨日はセミナーの聴講に市の中心部に行ったので、昼飯を食べに「中華そば陽気」という店に入ってみた。市電の電停「中電前」のすぐ前にあるラーメン屋だ。この店の前は何度も通っているのだが、入ったのは初めて。食券を買ったあと、一人なので遠慮してカウンター席に座ろうとしたが、そちらはなんと満員。しかたがないのでテーブル席の方へ座った。見ていると、みなカウンター席に方に座りたがるのか、テーブル席は私のようにあちらにあぶれた人しか座っていないようだ。




 注文したのは、写真の中華そば。値段は600円だった。スープはとんこつと醤油ベースのようだ。麺は細麺のストレート。チャーシューもたっぷりで、なかなかうまい。調べてみると、結構広島では有名な店のようだった。ところで、中華そばとラーメンの違いって何だろう?

○関連過去記事
広島南税務署(広島市を歩く139)
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放送大学27年度2学期の成績到着

2016-02-19 19:09:58 | 放送大学関係
 今日家に帰ると、放送大学から、27年度2学期の成績が郵送されてきていた。結果の方は既にシステムWAKABAで確認しているので、別にどうということもないが、これで放送大学において取得した単位数(学士入学に伴う他大学履修の認定単位数を除く)は174単位となった。
 
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書評:重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る

2016-02-19 09:57:39 | 書評:学術教養(科学・工学)
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
クリエーター情報なし
幻冬舎

・大栗 博司

 重力というものは、なんとも不思議なものだ。身の回りにの全てのものにあまねく働いているのだから、これほど身近なものはない。しかしその正体はいったい何なのか。なぜ電磁気力のように反発する力がないのか。物体間には必ず働いているとはいえ、あまりにも弱すぎるので、普段は地球による重力以外はほとんど意識することもない。

 この重力を扱う理論がアインシュタインの一般相対論だ。彼の理論は時空の歪みで重力を説明する。光は重力場の中で曲がるが、これは曲がった時空の中を光が進んでいくからである。

 しかし、一般相対論は、ブラックホールや初期宇宙のような特異点を扱えない。これを扱うためには量子力学との矛盾を解決しなければならない。

 現在素粒子を弦の震動と見なす超弦理論が、相性の悪かった相対論と量子力学を統合する究極理論として期待されている。この理論は重力を含んでいるのだ。

 本書は、アインシュタインの相対論に始まる過去100年の重力研究の歴史をたどると共に、最新の重力理論に基づいた宇宙像について解説したものである。そのカバーする範囲は、特殊相対論、一般相対論、量子力学そして超弦理論と広い。マルチバースや人間原理とかなり広い。

 あまり予備知識のない人も、本書を読めば、重力理論がどのように発展してきたか、その発展のために、多くの物理学者たちがどのような貢献をしてきたかということがよく分かるだろう。重力理論の発展を記述した、物理学史と思って読めば良い。

 ただ、腐っても物理学。フォログラフィ原理等、中には難しい概念が出てくる。しかし全体的には、初心者を対象としたような話が多い。あとがきによれば、30年ぶりに再会した高校の同窓生に、自分が勉強し、研究し、今日まで考えてきたことを語るつもりで書いたということだから、この狙いは成功しているのだろう。ただしその反面、ある程度の物理学の知識がある人には却ってまだるっこしく思われるかもしれないのだが。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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放送大学の成績確認

2016-02-17 18:54:28 | 放送大学関係
 今日放送大学の「システムWAKABA」に入ってみたら、2015年度2学期の単位習得状況がわかるようになっていた。といっても、今回、試験は1科目しか受けていないんだが。合格していること自体は、例の裏技で分かってはいたが具体的な成績は以下の通り。

(放送授業)
・問題解決の数理(’13):Ⓐ

 このほか、面接授業の「厳島神社史の不思議探訪」にも合格しているので合計3単位ということになる。

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博多ラーメン(博多ぶらぶら16)

2016-02-17 12:52:44 | 旅行:四国・九州・沖縄

おっしょいラーメン


 旅行券消化のための一泊二日博多の旅もこれで終わり。最後は、博多に来たから「博多ラーメン」をということで、駅の近くで見つけた「おっしょいラーメン」。この「おっしょい」というのは、博多山笠で使われる掛け声のようだ。

頼んだラーメン




 嫁と頼んだのが上のラーメン。もちろん博多らしく豚骨スープである。私の頼んだ「明太子ラーメン」は明太子が乗って、いかにも博多らしい感じがする。

                                             Fin.

○関連過去記事
マリンワールド 海の中道2(博多ぶらぶら15)
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書評:三州吉良殺人事件

2016-02-17 09:23:07 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
三州吉良殺人事件 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

・内田康夫


 内田康夫による浅見光彦シリーズの旅情ミステリーの一冊。この作品の舞台は、タイトルからも分かる通り愛知県三河地方だ。

 雪江未亡人が突然三河に行くということで、光彦がそのお供を命じられる。今回の旅の第一の目的は、愛知県幡豆町の三ヶ根山の山頂にある「殉国七士廟」に参ること。この廟は東京裁判でA級戦犯とされて絞首刑となった東条英機など7名のため、昭和35年に建立されたものだ。

 光彦と雪江未亡人は、その「殉国七士廟」で変な老人にからまれる。その老人は地元の土建会社「三州総合開発」の会長・鹿島道泰だった。ところがその鹿島老人の死体が蒲郡の海岸で発見され、光彦たちは警察の事情聴取を受けるはめに。

 ストーリーの前半は雪江未亡人と光彦の珍道中といったところか。いつもは兄の陽一郎に迷惑をかけないようにと、光彦の探偵活動にブレーキをかける役割の雪江未亡人が、今回は光彦をたきつけているのだから面白い。この事件では雪江未亡人のお墨付きもあるので、光彦は大手を振って事件の解明に乗り出したという訳である。そればかりではない。雪江未亡人、道泰の孫娘の里美と光彦の縁談まで画策するのだからもうやりたい放題(笑)。

 このシリーズの一番の売りは、光彦をさんざん容疑者扱いしていた刑事たちが、彼が刑事局長の弟だと知ったとたん、手のひらを返したようになるという場面の面白さだと思うのだが、この作品では、最後まで、彼の素性はばれなかったようだ。嫌疑をかけられて、あの雪江未亡人がよく黙っていたものだが、これも陽一郎に迷惑をかけまいとする親心なのだろうか。

 ところで内田氏は、作品の中に社会への風刺を込めていることが多い。この作品から読み取れるのは、行き過ぎた開発に対する批判といったところだろうか。開発には金が絡む。これが時には事件に繋がることもあるのだ。そんな人間の愚かさを良く描いたミステリーだろう。

☆☆☆☆

※本記事は書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。


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広島南税務署(広島市を歩く139)

2016-02-16 19:01:19 | 旅行:広島県
広島南税務署


 今日から確定申告期間が始まる。ということで、さっそく申告書をもって「広島南税務署」まで行ってきた。もちろん、もうかっているからというわけではなく、還付申告のためだ。サラリーマン時代なら、すべて年末調整で終わってしまうのだが、年の途中で会社を退職しているため、いろいろな控除がされていない。また年収も大幅に減っているので、サラリーマン時代に収めすぎた税金が返ってくるのである。今回国税庁のネットのシステムを利用して、申告書を作成したのだが、退職後初めての確定申告ということでなんやかやと添付書類が多くまさに頭の中はカオス状態。しみじみと年末調整制度のありがたみを感じる。

 混んでいるかなと思いながら行ってみると、他には誰もいなかった。持っていけばある程度チェックしてくれるかと期待していたのだが、なにかあれば別途言ってくるとのことで、控に受理のスタンプを押してもらい、あっという間に終了。かなり拍子抜けだった。何か相談がある場合は基町クレドでやっている相談会の方へ行けば良いようだ。


宇品第二公園


 こちらは、税務署の隣にある「宇品第二公園」。寒いので、さすがに、誰も遊んでおらず、がらんとしていた。



○関連過去記事
修大附属鈴峯前駅そばのおじいちゃんのつくったラーメン(広島市を歩く138)
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マリンワールド 海の中道2(博多ぶらぶら15)

2016-02-16 10:06:10 | 旅行:四国・九州・沖縄
大水槽


 この日は雨が降っていたので、帰りの時間まで、水族館の中をうろつくことにする。上の写真は大水槽の中。サメがちょっと怖い。


バイカルアザラシ


 こちらは、バイカル湖に生息する、淡水に住む唯一のアザラシ。とにかく形が丸っこくって可愛らしい。写真では分からないが、おめめもくりっとしていてキュートだ。


クラゲ


 これはクラゲの水槽。なかなか神秘的な感じだ。


イルカショー


 水族館といえば、なんといってもイルカショー。イルカたちのものすごいジャンプ力にはびっくり。座席は、電熱になっていたので、外の寒さはあまり気にならなかった。イルカショーの前にアシカショーもあったが、アシカたちのフリーダムぶりにおもわず笑ってしまった。



○関連過去記事
マリンワールド 海の中道1(博多ぶらぶら14)
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マリンワールド 海の中道1(博多ぶらぶら14)

2016-02-15 12:00:00 | 旅行:四国・九州・沖縄
海の中道駅


 しばらくすると、乗り継ぎの列車が来たので、それに乗って一つ向こうの「海の中道駅」まで移動する。ここは、「国営海の中道海浜公園」の入口に隣接した駅だ。雨が降っていなければ、こちらのほうにも入ってみるのだが、さすがにこの雨で屋外をうろうろする気力はない。そのまま「マリンワールド 海ノ中道」に向かった。

マリンワールド 海の中道




 水族館「マリンワールド 海ノ中道」までは、駅から歩いて数分。入り口には、イルカのモニュメントがあり、その向こうに水族館の建物が見えた。そういえば水族館って、行くのは何年ぶりだろう。地元にも「宮島水族館」があるが長いこと行っていない。何年も前に、「しまね海洋館アクアス」に行って以来だ。


○関連過去記事
JR九州雁ノ巣駅(博多ぶらぶら13)
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書評:なれる!SE 3 失敗しない?提案活動

2016-02-15 08:01:59 | 書評:小説(その他)
なれる!SE3 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)
クリエーター情報なし
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス

・夏海公司


 うっかりスルガシステムというブラック企業に就職してしまった新米SE桜坂工兵のモーレツ社員(古いな)としての成長物語、いや社畜化物語のシリーズ3作目。

 今回工兵たちが挑むのは、大規模案件のコンペに応募するための提案書作り。社長に押し付けられた案件にあまり乗り気ではなかった2人だが、大手競業の思い上がった言動が彼らに火をつける。ところが肝心の立華は、威勢だけはいいものの、提案書は作ったことがないという。とうとう彼女とは水と油のような、姪乃浜梢の力を借りることになってしまう。

 この作品の第一の性格は、工兵と、ツンデレ&ドS娘の室見立華そして露骨に工兵にベタベタしてくる姪乃浜梢との三角関係ドタバタラブコメというところか。ブラックIT企業にスキル抜群のロリッ娘エンジニアなんてまずいないと思うのだが(もしいたらすまん!)、これはこれでなかなか楽しい。

 もう一つは、IT専門用語の勉強になるというところ。これらが話の中にふんだんに登場するので、グーグル先生に相談しながら読んでいけば、情報処理関係の知識を身に付けたい人には有用だろう。特に今回は、笑いながらも、提案書作成の心構えを学べるビジネス書としても読むことができると思う。

 今回は工兵君、なかなか「漢」を見せていた。大手には太刀打ちできないと諦めムードの女子2人に対して、徹底的に粘り起死回生の一手をひねり出すのだから。さてこれから工兵君、どのように成長(もしくは社畜化)していくのだろうか。

☆☆☆☆

※本記事は、書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。

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