肉食系女子の長瀞早瀬(長瀞、ハヤっち、トロちゃん、ネコミミ女)草食系男子八王子直人(センパイ)の繰り広げるラブコメの7巻目。長瀞さん、センパイの事が好きすぎてついイジってしまうのが、傍から見ていれば丸わかり。直人の方もまんざらではないようだ。
さて、この7巻では、文化祭の打ち上げで、長瀞フレンズといっしょに、回転寿司屋に行く。寿司ネタを組み合わせて、よりおいしい寿司を作って、長瀞フレンズの面々、センパイをもてなすのだが、それに対抗して長瀞さんの作ったのは、なんとたらこと白子を組みあせた「おめでた寿司」。これには長瀞フレンズからも、食べ物で下ネタをやるなんて下品だと大不評。でもセンパイは「美味しい」と食べる。この辺りが長瀞さんがセンパイのことを好きな理由なんだろうな。
そして、美術部長からもらった動物園のチケットで二人は動物園デート。でもシャセイを長瀞さん違う意味で捉えていて愕然。もちろんここでのシャセイは「写生」と言う意味。長瀞さん、いったい何を動物園で期待していたんだ。
ところで、この美術部長だが、何もしなければ、ボンキュボンの長身美少女なんだが、実は大変人。裏山でセンパイと長瀞さんは、全裸の部長と遭遇。なんでも、大自然の中でイマジネーションを得ながら、自画像を描くために、ローブを羽織ってセルフフォトを撮っているときに、風でローブを飛ばされたらしい。いや自分の部屋でやれよと、みんな思うのではないだろうか。
最初のころは、年下肉食系女子にいじめられる草食系男子の漫画かと思ったら、実はかなり変わったラブコメ。超ツンデレの長瀞さんがセンパイにしだいにデレていくところがなんとも面白い。
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