曇り、20度、79%
買い物には失敗がつきもの、言い逃れのように聞こえます。随分以前にもこのブログに書いた、エルメスのデミカップ、20年近く前のことなのに、買う時に悩んだことを覚えています。決して、衝動買いはしません。お店の人が呆れるくらい、通っては考えて買います。何に迷ったか、デミタスカップがいいか、ティーカップにするかでした。デミタスカップに決めた
のは、ソーサーの中央に描いてある絵に惹かれたからです。 左の東洋の小石と名前を持つシリーズです。
この薄い華奢なデミタスカップに、クリストフルの大きなティースプーンは似合いません。そこで、買い求めたのが、ドイツのウィッドマンの花がデザインされたモカスプーンでした。そのうえ、東洋の小石シリーズのケーキ皿も求めていたので、ケーキフォークも買い求めました。 どれもクラフトマンシップが香る繊細なものです。
ところが、我が家はコーヒーは飲みますが、エスプレッソにお砂糖を入れてガリガリとはしません。やはり大振りのカップで飲むのです。つまり、ほとんど出番はありません。しかも、2つほど割ってしまいました。食器棚にも入れず、箱に入れて仕舞ってあったのですが。去年辺りから、コーヒーではなく、ヨーグルトやアイスクリームをよそおって使っています。
デミタスカップでなくティーカップを選んでいたら、ウィッドマンのモカスプーンは我が家に無かったでしょうね。失敗というか、どうしてもこんな無駄をしてしまいます。