曇り、22度、82%
庭に咲く花を活ける、道端の名も無い花をコップに挿す、そんな花との向かい方が好きです。友人が、ご主人の手入れする庭のバラが、この時期になっても莟を付けているとメールをくれました。その彼女のフラワーアレンジを見て、数年ぶりに花市に通い始めました。
先週は、トルコ桔梗を一束。12本のトルコ桔梗、花も莟も一杯ついています。初めて見たトルコ桔梗が紫だったからでしょうか、紫のトルコ桔梗が一番好きです。
まずは、あまり切り込まず、大振りの壷に。洋花を、地味な壷にさすのも、華やかさには欠けますが、違和感はありません。
莟の色具合も、自然のなせる技だといつも感心します。たった一種活けのトルコ桔梗ですが、この莟と、開き出した莟のおかげで色にニュアンスが出ます。
毎朝、古くなった花を取り除き、4日目には、全体をぐっと切り込んで、別の花器に生け直します。 開き始めた莟は薄紫の花になります。コスタボダの蛇の絵が描かれたガラスの花器です。
鏡の前も、 我が家の、ピッチャーやミルクジャグは、本来のお仕事より、花入れに使われることが多いようです。
花を養っていると、朝の仕事がひとつ増えます。それでも、花が家の中にあるのは、いいもので、台所の隅にも、 見出し写真は、買って来たばかりの桔梗が、コロンと花だけ落ちました。テーブルの真ん中に。
さて、今日はどんな花に出会うかな?