晴れ、22度、82%
味覚が発育していないのか、キャラメルと聞くと我慢出来なくなります。甘いキャラメルも好きですが、あの香りです。
キャラメルティーというのがあるのを知ったのは、何かの本で、洋梨のタルトとマリアージュのキャラメルティーが美味しくて、と書いてあるのを読んでからです。日本に帰った折に、マリアージュでで、量り売りで買ってきました。確かに美味しい!香港では手に入らないので、地元ペニュンシュラホテルのキャラメルティーを買いました。いいお値段にも関わらず、香りがよくありません。次に日本に帰ったとき、今度はフォッションのキャラメルティーを買ってみました。香りはいいのですが、苦みが残ります。それに、こんないい紅茶ばかり飲んではいられません。
10年以上前のこと、香港の日系のシティースーパーに、エレファントというメーカーのキャラメルティーが売られていました。ティーバックで、フランスのメーカーでした。これを飲んだとき、えっ!とビックリ。ほのかに甘いのです。そこで、ティーバックを開けてみると白い粒が見られます。舐めてみると、キャラメルでした。もちろんいい香り。でも、一年もしないうちに、輸入されなくなりました。
今回は溜め込んでいた、3種類のキャラメルティーを飲み比べてみます。
右端の、AKBARは、7月に上野の美術館に行った帰り、アメ横で見つけたものです。セイロンの会社のようですね。 色も味もいいのですが、
残念なことにキャラメルの匂いが薄い気がします。
左下は、BIGELOWアメリカの紅茶です。ここ香港でも時折手に入ります。家人がシンガポールから買って来てくれました。BIGELOWは、アメリカでは最もシェアの大きな紅茶会社で、自社農園をアメリカ国内に持っているそうです。 ここの別のフレーバティーも、フランスのものとは違って、美味しいと思います。さて、このバニラキャラメル、すごく濃厚な香りです。匂いだけで、キャナメル好きにはたまりません。
ところが、口の含むと苦みを感じます。
左上は、フランスのリプトンのもの。龍ちゃんのママに無理を行って買って来てもらいました。 煎れている時はさほど、キャラメルの匂いは無いのですが、一口飲むと紅茶と、キャラメルの香りが一体になって、これは美味しい。色も、
澄んだ色が出ています。
同じ紅茶でも、季節や自分の体調で美味しかったり、美味しくなかったりします。
ちょっと甘みのあるエレファントの紅茶、実は今もフランスでは売られているそうです。エレファント社をフランスリプトンが買い取って、リプトンエレファントとして売られているとのこと。箱の真ん中には、ゾウの絵が描いてあるそうです。