晴れ、22度、79%
香港は、お米が主食です。でも町中には、麺を食べさせてくれる店が山のようにあります。マカロニだって、日本のおうどんだって、中華風にしてしまいます。
そんな理由からでしょうが、大きな市場には、必ずと言っていいくらい麺を作って売っている店があります。 セントラルの、行きつけの店です。そして、その麺の種類たるや大変な数です。この店は、私より少し年上の夫婦が朝早くから麺を作りながら、売っています。行き始めた頃、まだ小学生だった男の子が、おじさんと一緒に今は店をやっています。
油麺、炒麺用の乾麺、
腸粉、といってこれを炒めて食べます。飲茶の腸粉とはちょっと違った庶民の味です。
河麺。くっ付かないように、油がまぶされています。
たくさんの乾麺。
この棚の奥で、麺を作っています。棚横の冷蔵庫には、餃子やシュウマイの皮が入っています。棚にあるのが、伊麺。
直径20センチほどの揚げ麺です。卵麺をあげてあります。食べる時は必ず一度湯がきます。油を落とすためです。結婚式の最後にも出て来るこの麺は、とても長い麺です。長いことは長寿、縁が長くを意味します。
スープにしたこの麺も美味しいのですが、私はやっぱり、炒めていただきます。干焼伊麺といって、お店で食べさせてくれるのには、黄ニラとフクロタケが必ず入っています。今日は、私のお昼ですから、残り物のお野菜で、味は、オイスターソースでさっぱりと。
この麺の優しい甘みが、オイスターソースの香りと一緒になって、美味しい麺料理です。