小雨、21度、97%
ここ数年、冬に日本に帰ると、ショウガ、ショウガとよく目に付きます。ショウガ紅茶、ショウガココアなんてものまで。確かに、からだを温めるショウガ、生がいいとか、乾燥したものがいいとか、諸説あるようです。昔から、日本にはあめ湯があります。あめ湯をもっとしょうが一杯にして甘さも強くした、ショウガティーなるものが香港でも冬になると登場します。
そのショウガティーをぐっと固めたのがしょうが糖です。これは、インドネシアのお菓子です。 この絵を見ればしょうが糖であることは一目瞭然。輸入品とは思えないほど安いしょうが糖です。
スパーマーケットのキャンディーの棚で、気になる缶が並んでいます。ショウガキャンディーと書かれていますが。何処を見ても英語だけ。このタバコの箱ぐらいのキャンディーの缶、とにかくしゃれています。お値段だって、たいしたものではありませんから買ってみました。
まあ憎いほどに、いいデザイン。ところが、開けてみると、なんだ、昔からのしょうが糖でした。Chimesという会社、インドネシアの会社です。どうも、アメリカでこのしょうが糖を売り出すために、パッケージを一新したのだそうです。
私だって、ショウガの絵の付いたショウガ糖が。まさか出て来るとは思ってもみませんでした。パッケージは変えたものの、このアジアっぽい味のショウガ糖、果たしてアメリカで売れてるのかしらね?
缶に惹かれて買ってしまいましたが、乾燥するこの時期には、うってつけのキャンディーです。特に、長いこと飛行機に乗るようなときのため、この冬は持ち歩くつもりです。