チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

小さなツゲのはんこ

2013年08月07日 | 身の回りのもの

曇り、27度、88%

 小さなツゲの遊び印を作ってもらいました。公の文書に捺すようなものではありません。お手紙の最後にポン。メモ用紙にポン。そんな気軽なはんこです。

 どこに行ってもサインで済むような生活を初めて、20年以上、香港ではんこを使うのは、お月謝袋に領収しました、と捺す時だけでした。日本に戻れば印鑑なしでは用が足せません。うっかり忘れて帰り、安い三文判ばかり溜まってしまいました。

 今回作ってもらったのは、名前のはんこです。雪輪模様の中に、私の名前を篆書で入れてもらいました。 お月謝袋の領収印は捺す必要が無くなりました。さて何に使いましょう。蔵書印代わりに本の裏にポンポン。私のものですよ、とばかりに何でもポンポン。決算印などを捺す人はお大変でしょうが、こちらは気楽なものです。

 5年程前に、日本で実印が必要なことが出来ました。実印なんて夫婦して持っていません。お役所もシャレたもので、サイン証明というので代用出来るとのこと、早速、領事館にサイン証明を発行してもらいに出かけました。サインも永年書いていると、ほんの僅かですが、違ってくるようです。いつだか銀行の窓口でサインをして出すと、サインがやや違っていると、こともあろうに初めのサインをPCの画面で見せてくれました。本人だと解っていたのか、気になる銀行の対応でした。

  小さなはんこです。でも、苗字ではない私の名前のはんこ、なんだか愛おしくなります。捺しているうちに、アラアラ、この朱肉の色が気に入りません。今まで朱肉の色なんて気にもならなかったのに、今度帰国したら、朱肉探しです。

 華奢なこんなはんこもいいけど、素朴な落款のようなはんこもいつかは手に入れたいものです。

コメント (2)
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