チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

紀ノ国屋のアールグレー

2013年08月13日 | お茶

曇り、29度、70%、シグナル3

 中国でも紅茶が作られていると言うと、ビックリする方がいます。いわゆる中国茶といわれる発酵茶ではありませんが、お茶の木は同じお茶の木です。世界3大紅茶のひとつキーマンは、上海の西、安徽省の紅茶です。観光地でも有名な黄山の近く深い山中で採れる葉っぱです。

 主人が珍しく日本から紅茶を買って来てくれました。紀ノ国屋のアールグレーです。紀ノ国屋も最近では駅なかのお店が出来てきています。品数は少ないけれど、品揃えは紀ノ国屋らしくお値段もやや高めです。主人は、東京駅の紀ノ国屋で買い物をしたようです。

 アールグレーとはお茶にベルガモットも香りを付けたものですが、紅茶ばかりでなく緑茶やウーロン茶にも香り付けします。先日、TWGに日本へのお土産を買いに行きました。アールグレーがお好きな家へのお土産ですが、いつもいつも同じアールグレーではと思い、お店の人に全部の種類のアールグレーを出してくださいと、お願いしました。その数14種類。紅茶、緑茶、ウーロン茶それぞれにベルガモットで香りを付け、中には矢車草の花やハイビスカスの花は入っていたり、チョコレートの香りが微かに匂うものまであります。名前もフレンチアールグレーなどと凝っています。

 さて、主人が買って来てくれたアールグレーは、キーマンティーにベルガモットで香りを付けたものでした。 キーマンティーの微かに香る甘い花の匂いは、バラだとも蘭だとも言われます。10段階ほどに等級が別れていて、高いものは投機の対象にまでなるそうです。封を切るとベルガモットが香ります。熱い紅茶を口に含み、ちょっとおくと、あら?少し燻したような香りがします。燻した紅茶、ラプサンスーチューンのような香りです。ベルガモットもこの香りに押されています。おかしいなと思い、もう一杯。やはり、燻した香りが強くします。ふと、袋の裏を読むと、スモーキーな香りが特徴のキーマン紅茶をベースにして、と書かれています。ある紅茶の本で読んだことですが、キーマン紅茶の等級の低いものはスモーキーな香りがするのだそうです。

 紀ノ国屋だって、スモーキーな香りとベルガモットをあわせようと、工夫したのでしょうが、この紅茶あまりいい出来ではありません。私は、季節によって紅茶の入れ方ものむ種類も変えます。体が求める紅茶を飲むようにしています。今の私の体調にそぐわないのでしょうか、季節が変われば、この紅茶を美味しく感じられるかもしれません。数ヶ月したら、また入れてみる事にしましょう。

 

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