雨、28度、87%
桃のお菓子を日本からお土産で頂戴しました。このお菓子、我が家も、お土産によく使うお菓子です。お菓子というか、ほとんどが白桃そのまま。まるまる1個の白桃を使うので、お菓子にしては、重みのあるものです。お遣い物にも使うのに、このお菓子の名前を私も主人も知りません。桃のお菓子というだけで、これとは解ります。源吉兆庵の桃泉菓です。実は頂くのは初めてです。お土産というと、テンションがぐっと上がる私です。あなた、桃のお菓子に違いないわね、などと言って包装紙を解いていると、そこには、必ず、ある方がいらっしゃいます。もちろん、我が家のモモさんです。
どうも、私のウキウキと包装紙を解く音で今から何が起こるのか、大方の察しがついている様子です。なぜなら、いつもはダラリとパグ座りのモモさん、姿勢よく普通のワンコ坐りをしています。
いつもは差し上げるばかりで、包装の中がこんなに素敵だとは知りませんでした。 すだれに青紅葉が描かれています。このすだれ、蓋ではありません。巻き上げることが出来ます。日本のこうした季節感豊かな包装は、過剰包装はいけません、と一概に言えない魅力です。そのうえ、さてこの空き箱を何に使いましょうかと、これまた楽しみです。
ウンーンと冷やしていただきました。日本ほど気温は上がりませんが、香港の夏は湿度とともに凌ぎにくさを感じます。白桃の甘さを損ねないやさしいお味です。とっても大きいので、ひとつを三等分していただきました。いつもごちそうさまです。