チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

息子からのメッセージ

2016年01月23日 | 日々のこと

曇り、9度、74%

 昨日の昼過ぎ、LINEを通して息子からメッセージが届きました。昨晩から西日本地方が大陸からの強い寒気に見舞われるので、福岡の祖母に電話をしたとのことです。雪が降る可能性もあるから食糧を陽のあるうちに買いに行くようにと、念を押したそうです。その上、私からも義母に電話をしてもう一度言って欲しいとのメッセージでした。西日本に迫って来るこの大型の寒気、実は香港にも昨晩からやって来ています。2日前に義母には電話をしたばかり、私は呑気に構えていました。息子のメッセージに「すぐ電話かけるわね。」と返事をすると、「よろしくお願いします。」と応えが帰って来ました。LINEのフキダシをみながらどちらが親か子か分からないなあと思いながら、義母に電話をしました。

 元気に電話口にでて来た義母に、「息子から頼まれて電話をしてます。」と私。ついさっき、久しぶりに孫である息子の声を聞いたばかりの義母の声が弾んでいます。そして、義母とふたりして、どちらが親なのか子供なのか分からないね、と大笑い。

 考えてみれば息子に取って祖父母はもう義母しか残っていません。義父にも義母にも可愛がってもらった息子です。義父が逝って、一年が経とうとしています。少し義母の生活も落ち着いたかには見えますが、一人で生活する寂しさは否めません。一人で昼食をとっている最中に息子からの電話だったと言います。曾孫娘の成長を息子から直に聞き、きっと義母の心は温かくなったのだと思います。

 息子のメッセージで義母と大笑いし、義母の喜んでいる様子を感じることが出来ました。たった一本の電話、たった短いメッセージひとつでぽっと心に灯が灯ることがことがあります。

 義母との電話を切って、息子に「電話をしましたよ、ありがとう。」とメッセージを送りました。その後、それでも心配だという息子に「明日もう一度電話するから。」と書き送りました。

 義母がしっかりしていてくれるので、寒さなんかでと呑気にしていた自分が恥ずかしくなります。息子に教えられることが少しずつ増えて来ました。嬉しいような。さあ、今日も義母の元気な声を聞くために電話をします。

コメント
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