晴、4度、67%
年末に息子一家がやって来ました。彼らが来る前から一つ懸念がありました。お盆にやって来てくれた時のことです。3歳の孫娘とココがうまく馴染みません。ココ1歳、元気が良すぎます。孫娘はお嫁さんの実家のボブくんやモモのようなおじいさんパグしか知りません。走り回り飛びついて来るココは怖い以外の何物でもないはずです。孫娘が悪いわけではないし、ココが悪いわけではない。お盆の時は孫娘が下の部屋にいる時はココを庭に出しました。でも今は冬です。ココを庭に出すにはかわいそう、どうしようかと気が重くなっていました。
息子一家の到着。「かか、ココちゃんこんにちは。」と元気に入って来たもののお父さんお母さんにしがみつきます。ココも嬉しさ余って走ります、飛びついてベロベロします。この日の夕方、ココも一緒に散歩に出ました。向かった先は近くの公園です。まだ日もあり子供達も遊んでいます。ちょうど孫娘年代の子供です。そのうちの2人がとてもココに興味を示しました。私はしゃがんで、その子供達に「触ってもいいよ。」と言いました。傍で孫娘、「触ってもいいよ、けど噛むよ。」と言いながら自分でもココを撫でています。私はその仕草を見逃しませんでした。公園の子供達も怖がりながらもココを触ります。 おそらくこの公園にいた時間が孫娘からココへの歩み寄りの第一歩でした。
元旦、初詣から帰ると孫娘は熱を出しました。翌朝は戻してしまい、疲れかも出たのか私のベットで寝たままです。息子夫婦は買い物があり外出しました。家には孫娘、ココと私です。2階の用事をしていると、階下で物音がします。孫娘が起きて来たに違いありません。4時間近くも寝ています。ココがそばにいるはずですから急いで階段を降りました。居間のドアを開けると、孫娘とココが何か話しています。「かか、もう治った。お腹が空いた。」私の顔を見ての孫娘の第一声です。確かに熱はありません。お顔がぼーっとしていますが、その時のお二人。
夜には元気に孫とココが遊びます。 やれやれ、孫とココの距離が近くなりました。一安心。孫娘の成長、ココも成長しています。ココはいつもいる家族だと認識したのだと思います。
後で聞いたことですが、我が家に来る道すがら、お嫁さんが孫に言ってくれていたのだそうです。「今度は寒いから、ココちゃんを外には出さないよ。寒いからかわいそうでしょう。」孫娘、理解していたのだと思います。初詣に行った先でも、「ココちゃん一人で寂しいね、帰ろう。」と言っていたことを思い出しました。
孫娘3歳11ヶ月、ココ1歳6ヶ月。これから仲良く成長してくれるはずです。