雨、8度、96%
元旦になると新しいおふきんをおろします。おふきんだけでなくお雑巾も台所のスポンジや果ては下着まで新しいものに入れ替えます。歯ブラシや台所のスポンジは月が変わるごとに入れ替えますが、おふきんやお雑巾は年に1度か2度しか新しいものをおろしません。
のりを抜いた真っ白なおふきんで元旦の朝は気持ちよく仕事が始まります。年末がおふきんもお雑巾も一番忙しい時期です。その頃には繊維はクタクタ、黒塗りのお椀を拭けばケバが付きます。窓ガラスを拭けば拭き跡が残ります。それでもあと数日使えばきっぱりと捨てれると思い、ケバが残るのを厭いながら使います。お雑巾は車のホイールを拭き上げると「ありがとう。」と言ってゴミ箱に。おふきんはまた洗って、汚れのひどいものを拭いては捨てます。
この1週間、気持ちよく過ごせました。新しいおふきんやお雑巾の仕事ぶりはケバも残らずスッキリです。小さなことです。この小さなことが1日を快適にしてくれます。
頂き物のかやふきんが今回おろしたもので終わります。次回下ろすのは麻のティータオルになります。年末頂いた「一保堂」のタオルはワッフルの生地でした。京都の老舗のお茶屋さんがワッフルの生地を選んだのが嬉しく思います。ワッフルは吸水力が抜群です。このおふきんはお茶の用意をするときだけに使います。
また半年、1年と漂白を繰り返して使うおふきんやお雑巾、一年の我が家の垢を拭い取ってくれます。気持ちの良い1日のために、おふきんやお雑巾にいい仕事をしてもらいます。