晴、2度、80%
先週の土曜日、義母が自宅で倒れているのが発見され、入院手術。その後、私の香港の免許の書き換えで福岡から離れた飯塚まで行きました。先週の土曜日から昼夜を問わず、ココさんは一人でお留守番が多くなりました。
市内の買い物でも4、5時間家を空けることはありますが、今回は最長9時間近くも一人でした。しかもこの冬一番という寒さの中でした。空調をつけたまま出かけることも考えましたが、電気のアンカ一つにしました。家の中ですが厚手のジャージのシャツも着せました。ケットも2枚重ねにしました。
ココさんの家の中のトイレはありません。朝ごはんをたくさんあげて、遅めの朝の散歩を済ませて出かけます。出かけ際には、「必ず戻って来るからね、待っててね。」モモさんの時と同じ言葉をかけて出かけます。ケットを敷いている場所もモモさんの時と同じです。家に帰り居間のドアを開けると一番最初に目に入って来る場所です。眉根に皺を寄せて不安げに見つめ返すココさんです。
玄関を開けるとすぐに大きな声で「ココさん、帰ったよ。」と声をかけます。おそらく車が入った音で目が覚めるのか、居間のドアのガラスの向こうに小さな黒い影が見えます。家の中は長時間火が入っていないにも関わらず、ほのかに暖かです。ハイジャンプで迎えてくれます。いつもの夕飯の時間を過ぎています。帰宅後すぐにあげれるように夕飯の準備はして出かけます。夕飯後すぐに真っ暗な中を散歩に出ます。家の中で粗相することなく待ってくれていました。
一人の時、何をして遊んでいるのか、おもちゃが全部カゴから出ていることもあれば、出かける前と変わらず片付いたままのこともあります。寂しかったでしょうね。
ココさん、ヒートの最中です。カーペットにポツポツと落ちたシミを拭きながら思います。「ココさんの生きてる証ね。」
長いお留守番は少なくなると思います。私は出たり入ったり、「ココさん、暫く我慢させますね。」寒い冬もあとふた月。ココさんのおかげで寒空を帰ってくる楽しみがあります。ありがとう。