曇、29度、84%
私の実家の整理をしたのは8年ほど前になります。今住んでいる家です。大変な散らかり様、家財道具の多さ、家の汚さ全てに負けそうになった片付けでした。まだ今ほど墓終いや仏壇を片付けることが大きく言われる前でした。お盆用の提灯が4つありました。玄関の両脇に下げる提灯、お仏壇の両脇に立てる提灯。迷わず捨てることにしました。この3年、お盆のお提灯はモモさんのために作ったお提灯です。昨夕は火を入れてお迎えしました。もちろん父母もこのお提灯でお迎えします。父母、モモさん、歴代の犬や猫、「みなさん、お帰りなさい。」
電気のお提灯とは違いローソクの灯りは色もよくポワポワと光が動く様が美しいと思います。ココさんも一緒にこの灯りを見ました。ほんの少し台風からの風が感じられる夕でした。
昼間はうだる様な暑さ、出先から戻るとお盆のお供え物を頂戴しました。荷物がゴロゴロと手に当たります。「大きな桃かしら?」などと思い紐解くと、お菓子折りの横から出てきたのはまん丸なパグのペットボトルです。中はお水。早速、モモさんに供えます。 長旅で喉も乾いてご帰宅です。モモさんよく水を飲みました。水入れに水が少ないと催促します。水の表面にゴミが浮かんでいると「水を代えろ。」と促します。水の底にご自分の口の周りのものが沈んでいても決して飲まずに、水入れの下のトレーをガリっとかいて私に教えます。そして、私が気付くまでじっと水入れを見つめて座っていました。夏の散歩に持って行く水はいつも冷たくしておきました。本当によく水を飲みました。贈り主はそんなことご存知ありません。パグのお顔のペットボトルの水でモモさんは喉を潤したと思います。
昨日は朝からココさんに話しました。「今日から3日、モモお兄ちゃんが戻ってくるから3人でベットに一緒に寝るからね。」昨晩は私もココもベットの上をゴロゴロ場所を変えました。モモさんがいるから狭かったのだと思います。