雨、29度、85%
この夏の暑さで午前中はしっかりと身体を動かしますが、午後になると家にこもって本を読んだり、Amazonが配信してくれる無料の映画を観て過ごします。このAmazonの無料の映画はつい最近の作品も含まれています。洋画も邦画も吹き替えでないものまで含まれています。観始めたもののあまり好きではない映画ならすぐに消せます。反対に繰り返し観ることも出来ます。この夏こうして随分映画を観ました。
高校生の頃からダイアンキートンという女優が好きです。ダイアンキートンが出ているのでその映画を観るのではなく、「この映画良さそう。」と思ってみるとダイアンキートンが出ています。この夏も観たいものリストに貯めてある映画をランダムに観ていると3本ダイアンキートンの映画に当たりました。そのうち2本の映画で彼女が演ずる女性がプレゼントに子犬をもらいます。一つはナレーターだけで映像がありません。「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります。」での一コマが見出し写真です。モーガンフリーマン演じる夫からプレゼントに子犬をもらって箱から出した場面です。
箱に入れて犬をプレゼントする、日本では考えられない光景です。20代の初め、初めてそのシーンを映画で見た時の驚きと「いつか、こうしてプレゼントされたらいいなあ。」と思ったことが記憶に焼き付いています。その映画は「レッズ」実話に基づいた話です。「世界を揺るがした10日間」を書いたジョンリードとその妻との話です。ジョンリードを演じるウォーレンビュティが子犬を入れた箱をプレゼントしたのは妻を演じたダイアンキートンでした。今でのしっかりと記憶に残っています。
振り返ってみると、ダイアンキートンが箱に入れらた犬をプレゼントされる映画を少なくとも4本は観ています。箱の蓋を取る時のキートンの表情が素晴らしい。それも私がキートンを好きな理由の一つかもしれません。たとえ映画の中とはいえこう幾度も箱に入った犬をプレゼントされる女優は少ないのではないでしょうか。羨ましい限りです。