チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

南部鉄の鍋敷き

2019年08月22日 | 身の回りのもの

晴、28度、85%

 3年前に新しくした台所にはアイランドを置きました。トップは木を使いました。オーブンから出したもの、コンロから下ろしたものを置くと焦げてしまいます。コンロに続くカウンターのトップは耐熱性の樹脂だと聞いていましたが、知人宅では熱いお鍋で焦げを作ってしまったそうです。我が家では鍋敷きはフル活動しています。

 今までは冬のお鍋や熱々のグラタン皿をテーブルの載せる時しか出番がなかった鍋敷きがすぐ手の届くところに出したままです。ちょっとのつもりでも300度近くまで熱せられた天板は木の目に焦げのマークを残しました。今や我が家の必需品の鍋敷きです。鍋敷きもいろんな種類が出ています。樹脂で出来たカラフルなもの、藁で編んだもの、木を組み合わせたもの。でも我が家のような重労働に耐えるには鉄で出来た鍋敷きが頼もしく思います。

 南部鉄は岩手産、最近では鉄瓶が海外でも売れているそうです。香港でもカラフルな南部鉄瓶を扱っている店がありました。鉄に色付けされています。中には金色のものまでありました。鉄器を使うと鉄分補給にもなるそうです。茶の湯のお釜も南部鉄のものは優れていると聞きます。風鈴も金属製の高い音が有名です。燭台もいいデザインのものがあります。灰皿もあります。そして昔からデザイン性に優れています。子供頃家にあった灰皿のしゃれていたこと、今も時折お店で売られているのを見かけます。

 我が家の鍋敷きもご覧のようにすっきりとしたデザインです。日に幾度も手にしていますが、こうしてじっくり見ると「すてき!」と声を上げたくなります。鉄ですから持ち重みがありますが上に乗せるお鍋も鉄の重いものばかり、がっしりと受け止めてくれます。台所道具は丈夫が一番、でもこういう形の美しいものであれば尚更です。

 

コメント
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