チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

朝顔

2019年08月24日 | 庭仕事

曇、27度、81%

 帰国した年に友人が朝顔の種を送ってくれました。大きな紫に近い青い朝顔の種でした。種を蒔きましたが一つも発芽しませんでした。ちょっと凹みました。そん私に友人は次の年も朝顔の種を送ってくれました。種を蒔きました。そしてまたしても一つも発芽しませんでした。大いに凹みました。小学生でも綺麗に咲かせることができる朝顔です。そこでこの春は園芸店で朝顔の種を買いました。「原種朝顔」という種類です。「原種」と書かれているからには強いに違いない、どんな環境でも芽が出るだろうと考えたわけです。

 袋には8つ種が入っていました。ちゃんと発芽用のポットに蒔きました。8つとも芽が出ました。ホッとしました。本葉が出てきて座敷の外のフェンス沿いに本植えしました。フェンスがツルツルなので蔓がうまく絡まりません。支柱を立てて蔓を上に向けてやりました。花が咲くのを待ちました。やっと、念願の朝顔の花が咲きました。咲いた花は小粒です。色は綺麗な青です。昨日は全部で4つも花が咲きました。小粒な朝顔ですが夏の早朝に見るこの花は実に日本の風情を感じます。

 友人が朝顔の種と一緒にに送ってくれた「フウセンカズラ」の種はその年から花を咲かせてくれました。可愛いコロンとした種も風船の中からとりました。今年はこぼれ種からも芽を出して元気に育ちました。 ちょうど朝顔を本植えした辺りに芽吹きました。朝顔の蔓とフウセンカズラの蔓が一緒に伸びました。小さな白い花の後にはもう風船をつけています。

 「モーニンググローリー」と呼ばれる朝顔は日本だけの花ではありません。大きな花をつける西洋種は昼の日照にも負けずに花を咲かせています。高くまで蔓を伸ばした大きな朝顔も見ものです。我が家の小さな朝顔は昼前にはしぼんでしまいます。しぼんだ姿は柳腰の和服の女性を連想させます。いつまで咲いてくれるかしら、この秋は朝顔とフウセンカズラの種取りの楽しみが待っています。

コメント
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