小雨、21度、93%
先月、種を穫った後のバジルの小枝を5本ほどミルクピッチャーに挿しておきました。すると、一週間もしないうちに、 ひげ根がたくさん出ています。ちょうどその頃、友人がアフリカンブルーバジルを挿し枝にした、と知らせてくれました。ハーブは雑草だからね、と簡単に土の用意もせず、1本だけ残したバジルのポットに挿しました。
これまた、5日目に引っ張っても抜けません。やっぱり雑草ね、この生命力、と感心。すくすく育っています。
先週末から3日家を空けました。帰って見ると、バジルの葉に大きな穴があいています。留守を頼んでいた人は、タイのチェンマイの出身です。家は農業を営んでいますが、彼女は大学に行って、水やりすらしたことが無いそうです。でも、こんな大きな穴がどの葉にもあれば、虫が付いたことぐらいわかるでしょうに、とぼやく私。責めても仕方ありません。
帰った翌日は、バジルとにらめっこ。だいたい、こういう虫は夜行性。時には昼間、土に潜ってることすらあります。それにこれだけ葉っぱを食べれば、きっと緑色に染まっているに違いありません。害虫取りやつくし摘みなどは、目慣れが必要です。見えない人には、目の前にいても見つかりません。初日は、収穫なし。
昨日も、朝からじっとバジルの観察です。黒い糞が見えました。薄曇りなので、朝からご活躍。いました!一匹見つけると、目が慣れて来て次々に。 よく育っています。この虫たちも命がありますからね。ブシュッとつぶさずに、窓から下の土に落とします。しめて、7匹。香港、今の温度は20度前後。まだ、虫が付き易い気温です。20年以上バジルを育てて来て、初めて虫が付きました。ずっとオーストラリアのスウィートバジルの種を使っています。今年は大収穫だったので、お裾分けぐらいしなさいと、どなたかの思し召しでしょうね。