雨、22度、95%
中国深圳と香港は、陸続きです。香港の新界のボーダーに近い街からは深圳の高層ビルが見えています。もちろん深圳からも香港の新界のマンション群が見る事が出来ます。ところが越境した途端、耳に飛び込んで来る言葉は北京語です。深圳は広東省ですが、広東語ではありません。深圳は出稼ぎの人が居着いた街、中国中で一番平均年齢が若い街といわれています。中国各地から人が集まって来るので北京語が主流です。深圳を過ぎて広州に入ればまた広東語圏に入ります。もちろん国境を越しますから、香港人ですらパスポートを持参します。
当然、国境を越すと携帯電話のキャリアも地元のものに変わります。私が日本に帰っても同じこと、キャリアが変わって、スマフォでも使える機能は、電話とメッセージのみです。メールの送受信に始まって、当然、FBなどは「インターネットに接続されていません。」とメッセージがでます。それでもWi-Fi環境の整ったところでは、全て繋がります。
一昨日深圳に入りました。中国政府のインターネット規制は知られたことですが、ホテル内のWi-Fi環境が整ったところですら、いつものネット接続が出来ません。メールが入って来るだけです。FB、Twitter、YouTubeいつも使うものが使えないのです。
昨日の朝はいつものようにブログをアップしました。ブログは日本のブログのサイトとFB、Twitterが連携しています。直接FB、Twitterに投稿するわけではありません。Wi-Fiのもとでも中国からはサイトを開けても見ることも出来ないのに、「メッセージが入っています。」という通知だけは受け取れます。通知を受けていつものように開けても、出て来る画面は香港を出たときのままです。一昨日、昨日とこの無駄な動作を何度も繰り返しました。
中国にもソーシャルメディアは存在します。weiboと呼ばれるものです。機能はTwitterに似ているそうです。写真投稿も出来ると聞いています。
見出し写真は、昨日の朝、モモの面倒を見るために泊まってもらっているお手伝いさんに、モモの様子を尋ねるメッセージが戻って来た通知です。面白い写真があったのでインステグラムに載せようとしても開きません。朝聞くPodcastを開いても、「今日のプログラムはありません。」と表示されます。 当然YouTubeも見ることは出来ません。
中国政府のこのインターネット規制の裏をかくVPNというものもあるそうです。有料のVPN、無料のVPNこれを通せば中国国内でもFB、YouTube、Twitterが閲覧出来るそうです。たまにしか行かないので、1、2日の不便は我慢しています。次回は、このVPNを試してみようと思っています。