蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

アンテナ

2013-08-06 | 日々のこと

さて、すごい勢い(スピード)で、ここ蝶ブログを更新しよう。
例の別SNSのコメント返しは、後回しにする。

気になると言えば、気になるのだが、縁側でお茶のみながらの話に近いので、
さほど、焦ることはない。


昨日、ここに書いた、林真理子。
いまだに、アタマから離れない。
その前夜に観た彼女の特集テレビ。
印象的だった。

わたしが言いたいのは、これだ。
たんなる遊び人なら、あんなに好き放題、言ってたら、誰も相手にしない。
話を聞いてくれるのは、商売人ぐらいだろう。
お金には、人は寄ってくる。

よく言われることだが、
お金がなくなっても、まだ付き合いが続く人間関係が、ほんとうの、お付き合いだと。
人は、お金や、権力に、寄ってたかって、おこぼれを頂戴しようと群がってくる。
その頂点の時は、自分の実力のせいだと、勘違いする。
でも、それは勘違いではなく、本当に、その時、お金や、利権やらを持っていたことは確か。
腹の中で軽蔑していても、へらへらと揉み手で、人は着いてくる。

林真理子が、好き放題言えるのは、彼女の力の賜物。
能力があると思う。
時代の波に、ちゃっかり乗っかることに長けている。
時流の神様が、微笑んだ。
何本も抱えている定期エッセイだって、アシスタントに題材やらなんやらを用意させているのかも知れない。
自分は、最後にちょこっと手直しするだけかも知れない。
(想像だけど)

安藤忠雄だって、
優秀な東大卒の弟子志願の設計士が、無料に近いギャラで、汗流して設計したものを、
ちょこっと手を加えているだけかも知れない。
(聞いた話と、想像をミックスした、いいかげんな話だけど)

安藤忠雄は、面白いことを言っていた。
「今の政治にないものは、勇気だ」
なるほど、あの人は、営業がうまい。
営業で今日の地位を築いたようなものだ。

彼の構想、発想は、突拍子もなく、実現不可能であるように思えるが、夢がある。
発想と表現のセンス。

多くの人々がうごめいている社会で、誰と接するか、誰と接点を持つか、
チョイスするのは自分だ。

自分のいる小さな社会の中だけで、ごちゃごちゃ、ぐるぐる回っていても、良い発想は生まれない。
斬新なネタ、人には出会えない。
待っているだけでは、効率が悪い。
自分から出て行く勇気や行動力も必要。
ただし、ハイリスク、ハイリターン。

自分にとって、吸収できるもの、良いもの、良い効果があるもの、
そういうものをすくい取る。
林真理子じゃないけれど、アンテナを張る。
逆のもの、良くないものに、アンテナを張ってもなんの意味もない。マイナスなだけだ。
そういうものは、瞬間的に避ける。

少しずつ自分が変わると、変わった自分と接点のある人々も、また顔ぶれが変わってくる。
(引き続き同じ人である場合は、影響を受け合う)
よい方向に常に変わること。
地球が自転しているように。

これは、意識してないと、せっかくのチャンスも見落としてしまう。

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