蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

家族

2013-08-17 | 暮らし

自分のブログについて。

じつに中途半端である。
これは、前々から思っているのだが、
新しいブログを作るために、製本するなりなんなり、このブログを保存する作業が面倒なのだ。
なぜ、中途半端なのかは、・・・何人ものリアル人がこのブログを知っているから。
本音やら建前やら、事実やら虚飾やら入り乱れることになる。
そのまんま事実どおりに実物大には書けませんね。

それが、わたしには、歯がゆいというか、小さな息苦しさを感じる。

しかし、リアル人が知っているのを知っていて、よくここまで、書けるね、という見方もできる。
このブログを読んでいるリアル人は、わたしの味方だと思っているんで、まあいいのだ。
わたしに興味があるから読んでくれている、と、とらえている。
そして、それらのリアル人のことをわたしは、信頼しているので安心している。
(これ、あきらかに、そのリアル人たちに向けたメッセージになっています・・・)

誇張表現や演出、希望的観測、思い込みが散らばめてあるので、
あんまりまともに隅から隅まで、信じ込まないほうがいいかとは思うが。
(リアル人たちを意識したために、こうなったわけではないようだ・・・)

これは、蝶ブログを通してだけのわたし、
リアルなわたしを知らない方々に対しても言えることだが。

事実を事実そのままに書いて、なにか、おもしろいことがある?
小学生の作文ではないか。
いまどきの小学生は、話し言葉が文語になっていて、驚かされるが。

わたしは、一人遊びが好きなのだ。
大勢で、もしくはグループで遊ぶ、そういうことは、苦手なのだ。
大勢で行動する場合は、遊びではなく、義務や行事、イベントだったりする。
イベントも悪くないが、一人行動も好きなのだ。

なぜだかよくわからないが、自分のことを知ってほしくないからだろう。
というか、むしろ、そういうのは、うるさい、と感じる。
干渉されたくない。
ほっておいてほしい。
誰にも知られずに、のびのび、ドジを踏んだり、無駄なことをしたり、・・・ひとりで完結したい。
報告は、後から、自分の血となり肉となってから、あるいは、毒は対外に放出されてから。

でも、自分を知ってほしい。
だから、こういうブログのように、一方通行のものが好きなんだろう。
歪(いびつ)かも知れない。
人間は、矛盾を抱える生き物ですので。


ストレートタイプの人がいる。
まっすぐ、まん前を向いて、生きている人だ。
わたしは、すこし違う。
こころは、素直でまっすぐなんだけれど
(一人遊びが好きな段階で、すでに、違うのかも知れないが)
どこかが違うように思う。
(何度も言うようだが、わたしは根は、明るいタイプです)

そして、根は、ガンコである。
自分が納得しないと、テコでも動かない。
直進→衝突→停止→方向転換→直進→衝突→停止→方向転換→・・・これの繰り返し
なので、効率の悪い、要領の悪い行動をすることになる。
一般的には、こういう一連のことを「試行錯誤」という。


あ・・・それと・・・
自分より悲惨な目に遭っている人が、逆境を跳ね除け、頑張っていると、人は感銘を受ける。
恵まれた環境の人が、好き勝手し放題していても、なんの面白いことがあろうか。
同じ趣味の人同士ならともかく。

面白くない生活の人が、面白くなさを発散させる、その発散方法が、
スポーツやら趣味やらに「昇華」されるものならよいが、
マイナスの方向に向いて、人を攻撃したり、陰湿なことをしたりすると、よろしくない。
自分に向けすぎると、こころの病を患いかねない。
そんなことは、言うまでもなく、書くまでもないことだ。
が、現実としては、解決されないまま、毎日が過ぎていっていることだろう。


こころの支えは、家族。
そして、知らず知らずのうちに無意識に、宗教心に近いものがあるのかも知れない。
結婚する年齢を過ぎても、家族は家族。
結婚して、遠方に離れて住むと、少し、気持ちも離れ、
新しい家族に、バトンタッチ、切り離されたような気になるが、その後の経緯でまた変わる。
結婚していなくても、連絡もほとんどなく、遠方に住んでいると、日常では存在を忘れている。
やりとりがあると、気持ちがまた行き来する。
でも、やりとりがなくても、いつもこころの中にある。
それが、家族の絆。

自分の親、兄弟も、そう。

やりとり、行き来があるか、ないか、これはけっこう大きな要素になると思う。
家を出たまんま、音信不通、あるいは、喧嘩したまんま、そういう家族もいるだろう。
あるいは、日常にはお付き合いはあるが、うまくいっていない家族もあるだろう。
長いスパンで、家族の歴史に触れる機会、それが、お盆というものだ、と、つくづく感じた。

 

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