蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

蜘蛛の巣

2021-10-15 | 暮らし
庭に大きな蜘蛛の巣。
2階のベランダからも蜘蛛の糸が長く高く繋がっていた。
空に舞い上がる凧のよう。

蜘蛛が「自宅、兼、仕事場」を作っていた。
しかし、不法侵入。
我が家の敷地内に借地権もない蜘蛛に、賃貸を頼まれたわけでもないし、許可したわけではないのに、蜘蛛が無断で入ってくる。
しかも、勝手に巨大な蜘蛛の巣を作る。
で、蜘蛛の巣と格闘した。
広々とした空間にのびやかに作られた、なかなか大きな蜘蛛の巣。
獲物もゲットされていた。

住む人がマメにチェックしないと、庭など、すぐに蜘蛛の巣が張る。
家の中も、掃除してもしても、また蜘蛛の巣。
蜘蛛との闘い。
なんと、よく働くこと。
わたしより頑張られると、わたしが蜘蛛の仕事の後から蜘蛛の巣を次から次へと潰すハメに陥り、まるで誰も住んでいない家のような気になって、気分が良くない。
蜘蛛の巣が張る家は、無人の荒廃した廃墟イメージだ。
お化け屋敷。
無人だと映れば、近所の悪ガキなどには遊び場として目をつけられそうだ。(が、最近の子はそういう遊びはしないかも)

ちなみに、蜘蛛は害虫を食べてくれるから、悪くはないと言われる。
そんなに直接、害もないのだが、蜘蛛そのものが気持ち悪いし、第一、イメージが悪すぎる。
庭の木にはもうひとつ隣の木に大きな蜘蛛の巣が張っている。
蜘蛛の巣屋敷か?

それはそうと、
ご近所に、ゴミ屋敷になりそうなちょっと要注意の家がある。
草木は生え放題、草ぼうぼう、敷地内も手入れは全くされず、インターホンは切られている。
ついには玄関前にまで、段ボール箱が家の中からはみ出し置かれるようになった。
60代〜70代のご兄妹が住まわれているはずなのだが。

ご近所の荒れた家や草だらけの土地が、最近売られて二コイチ(2分割)で家が建つようになった。
新しい若い世代の家はエネルギーを感じる。
若い世代でなくても、新たに土地を購入して自分の家を建てようという人は、こだわりや、今までの軌跡を感じる。
荒れた家や土地より、新しい動きがあるほうが活力がある。
お馴染みさんであろうが、長い付き合いであろうが、皆さんの事情で、住民の出入りがある。
高齢と若い世代の入れ替わりが目の前で次々と行われている。
そして、家(一戸建て)を見ると外からでも経済状態や健康状態がまるわかりだ。
維持の仕方に、住む人の内情や近況が現れる。

時の移り変わりを感じずにはいられない。