認知症の人が散歩の途中に行方不明になる件数が増加しているらしい。
重症ではなく、軽症の人に多く見られるとか。
足腰達者で体力もあり、元気なだけに、どんどん遠くまで行ってしまうとのこと。
また、徘徊も、意味もなく徘徊しているのではなく、本人なりの理由があるそうだ。
なので、外に出たがるご老人を家に閉じ込めるのは良くないそうな。
迷子になって居なくなったらすぐ警察に連絡すべし、と勧められるが、これだけ案件が多発すると、警察も手が回らなくなってくる。
何度でも警察に声をかけて下さい、と言われても、なかなか何度もになると、恐縮するし、こころ苦しくなりそうだ。
わたしは、団体での散歩はするが、一人となると、、、どうだろう。
かえって一人のほうが、気楽だ。
行方不明になる人は、家族がいて、行方不明になったことに気づいてもらえた場合。
独居なら、ふらり、どこへ行っても、待つ人もないので、わからない。
認知症で行方不明になり身元がわからないまま、施設に入居して10年のお年寄りもいる。
身寄りがないのかも知れない。
日本は手厚く保護してくれ、社会が整備されたと感じる。
時代が時代なら、全く様相が違う。
人権問題然り。
豊かな国になったものだ。
が、その一方で、豊かになったらなったで、メンタル問題などが生じてくる。
話を戻す。
12年前と10年前に、海外一人旅に出ていて本当によかった。
今なら、絶対、迷いに迷っていることだろう。
あと10年ぐらいは、持って欲しい、わたしの脳みそ。
今しかできないことをしたい、としみじみ思う。