自由参加、予約不要のウォーキングを仮病で前日ドタキャンし、自分一人だけのウォーキングをして映画を観た。
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」。
映画公開日に、ウォーキング仲間からお誘いを受け、その日、観ようと思っていたのに観られなかった映画。
リベンジ。
主役のホアキン・フェニックスは、超個性的俳優。
ちなみに、2023年に「ナポレオン」を観た。
今年のGW、バリ島への飛行機の中で、「ウォーク・ザ・ライン/君に続く道」(2006)を観た時に、この濃い顔、、、どこかで見たことがある、、、と、目を宙に浮かせながら思い出そうと、、、機内配信プログラムガイドの映画欄で俳優名をチェックしてみると、その前年の2023年のナポレオンの俳優名と合致した。
2006年のホアキン・フェニックスは、若いのに若々しくない、若さがかえって気の毒なような(そういう若い人、現実にいる)、不思議な違和感を感じていた。
今回の「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は20キロ近く減量したとかで、実年齢より更にぐっと老けて見えた。
今回は「ジョーカー2」とも言われ、前作2019年の続編とされている。
であるにもかかわらず、、、何を隠そう、、、前回は封切り5日後に観ているのに、、、すっかり忘れていた。
映画鑑賞中に、「前作、観てないから意味がわからないなあ、前作を観たいなあ、、、」と思った。
が、、、自分の行動記録(紙のアナログ日記)をチェックしてみると、しっかり観ていた。
観たことが確実になり、頑張って思い出そうとしても、うっすら、ロバート・デ・ニーロのラストシーンを思い出す程度だった。
そう言えば、今回、最初からなんとなく、ロバート・デ・ニーロの姿が無意識にチラついていた。
しかしまあ、なんと、いい加減な記憶力の自分に情けなくなると同時に、5年前の10月9日に「ジョーカー」を観た記録がバッチリ残っていたことに我ながら感動した。
(他には、諍いが発生することになりかねないようなマズイことは記録してないだろうと、多分思う、、、と同時に大事なことも書き漏れている)
行動記録日記ってスゴイ、と、今更ながら驚きと共に、感心した。
それはスゴイが、肝心の自分の脳からは抜け落ち、うっすら残像の切れっぱしぐらいしか残っていないのが、残念。
まあしかたない。
人間は、そうやって、楽しいことも、悲しいことも、腹立つことも、忘れるわけで。
今回の「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は、レディ・ガガが可愛かった。歌が上手かった。(当たり前か)
知識なし、先入観なしの(忘れているだけだが)、幼児並み感想。
だが、初めてのことのように2度楽しめる!
それと二人で踊るダンス、あれ、わたしも踊れそうだった。(社交ダンスでやっている)
全編、どこでも、いつでも、タバコの煙がモクモクで、隔世の感。
1980年代の設定なのだから、と合点した。
が、嫌煙家である自分を強く自覚した。
やめてぇ、、、煙たい、、、タバコ。
愛煙家には申し訳ないが、今の世の中になって、とても良かったと思った。
わたしは、アメリカンコミック、バットマン世代ではないので、リアルタイムで共有していない分、どうも理解に欠ける。
ニューヨークには、とんと疎い。深い考察が出来ない、お手上げ、降参。
場違い、お門違い、分野違い、カルチャー違い、というかんじか。