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『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の1本目@西宮)

2017年12月09日 | 映画(な行)
『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 前編』
監督:加藤肇
出演:ナオト・インティライミ

通算7度目のTOHOシネマズ1ヶ月フリーパスポート
前回つくったのが6月でした。
いつもはもう少し間を置いてつくるので、早すぎかなとも思ったけれど、
来年になったらシネマイレージサービスが改悪されて
思いどおりにフリーパスを使えない可能性もありますから。

というわけでフリーパスをつくった初日、TOHOシネマズ西宮で4本ハシゴの1本目。

ナオト・インティライミ、別段ファンだというわけではありません。
見た目も別にタイプじゃなく、音楽もそんなに好みでもないから、
わざわざ観る気も起こらなかった前作『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』(2013)。
しかし何の気なしにDVDをレンタルしてみたら、意外に良くて。
なんかいいじゃないか、この兄ちゃんと思ったのでした。

そんな『旅歌ダイアリー』の第2弾。前後編に分かれた前編。
今回はアフリカ大陸を巡る旅。
モザンビーク、タンザニア、ギニアビサウ、カーボヴェルデなどなど。

まず彼は自力で会話する。
細かなところはひょっとして通訳をお願いしているのかもしれませんが、
基本的には自らの語学力を用い、英語で。
現地の言葉も積極的に覚えて、街行く人に挨拶し、村にも溶け込みます。
ライブに飛び入り出演したり、カフェでリハーサルをするミュージシャンとセッションしたり。

旅先で何らかのアレルギー症状が出て、呼吸困難になることも。
搬送先の病院は、天井が破れ、本当に大丈夫かと思うほど。
注射をするために腕に巻き付けられるのがナイロンの手袋ですから不安になる。
死を覚悟する一瞬の経験は、さぞかし恐ろしかったろうと思います。

音楽の力って凄いなぁと思うドキュメンタリー。
後編はフリーパスの有効期限が切れてからの公開ですが、観に行きますとも。

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