『オリエント急行殺人事件』(原題:Murder on the Orient Express)
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー,ペネロペ・クルス,ウィレム・デフォー,ジュディ・デンチ,
ジョニー・デップ,ミシェル・ファイファー,デイジー・リドリー他
ダンナが飲み会の先週金曜日の晩、仕事帰りにTOHOシネマズ伊丹へ。
ちょうどこの日が封切りだった本作を観ました。
アガサ・クリスティを読みあさったのはおそらく何十年も前。
父の蔵書にすべて揃っていたのを片っ端から。
なかでも私が目からウロコだったのは『そして誰もいなくなった』で、
あまり同じ本を何度も読み返さない私が、3度くらいは読んだかも。
この『オリエント急行殺人事件』は1度しか読んでいないため、
細部についてはまったく覚えていませんが、犯人が衝撃的。
『アクロイド殺し』なんかもそうでしたけれど、
こういうイレギュラーすぎる犯人は絶対に忘れられませんよねぇ。
さて、本作が最初に映画化されたのは1974年。
監督は巨匠シドニー・ルメットでした。
1974年版でこの人が演じた役を2017年版ではこの人が。並べて書いてみます。
アルバート・フィニー → ケネス・ブラナー
イングリッド・バーグマン → ペネロペ・クルス
コリン・ブレイクリー → ウィレム・デフォー
ウェンディ・ヒラー → ジュディ・デンチ
リチャード・ウィドマーク → ジョニー・デップ
アンソニー・パーキンス → ジョシュ・ギャッド
ショーン・コネリー → レスリー・オドム・Jr.
レイチェル・ロバーツ → オリヴィア・コールマン
ジャクリーン・ビセット → ルーシー・ボーイントン
マーティン・バルサム → トム・ベイトマン
ローレン・バコール → ミシェル・ファイファー
ヴァネッサ・レッドグレイヴ → デイジー・リドリー
どちらも錚々たる顔ぶれ。
今回のリメイク版では売れっ子ジョニー・デップが嫌な顔つきの悪人で、
殺されても仕方がないと思える被害者役というのが面白い。
直前にポワロが解決した事件の場所やキャストの名前は、
このリメイク版のほうが原作に忠実なようです。
エルサレムで事件を解決した名探偵ポワロは、イギリスでの事件解決を依頼される。
イスタンブールでの休暇を切り上げることを余儀なくされ、
急遽、豪華寝台列車オリエント急行に乗車したところ、
裕福なアメリカ人ラチェットから身辺警護を頼みたいと言われる。
ラチェットは人から恨みを買うような仕事をしていて、脅迫を受けているらしい。
しかしどうにもラチェットのことが気に入らないポワロは速攻で断る。
その夜、雪崩が起きて、列車が立ち往生するなか、ラチェットが何者かに殺される。
雪に閉ざされた状態では、犯人は乗客の誰かとしか思えない。
ポワロは乗客ひとりずつに対して聞き込みを開始するのだが……。
可もなく不可もなく。可も不可もなさすぎというべきか。
もちろん睡魔に襲われることはない程度には楽しめましたが、
この人は好きだなぁというキャラクターが見いだせず。
1974年版はどうだったか思い出せなくて、観直したい気分になりました。
豪華列車の旅は楽しそう。もう少しお酒や料理を楽しむシーンも見たかったような。
続編もあるそうなので、今後も一応楽しみにしておきます。
もう少し共感できるキャラクターがほしい。
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー,ペネロペ・クルス,ウィレム・デフォー,ジュディ・デンチ,
ジョニー・デップ,ミシェル・ファイファー,デイジー・リドリー他
ダンナが飲み会の先週金曜日の晩、仕事帰りにTOHOシネマズ伊丹へ。
ちょうどこの日が封切りだった本作を観ました。
アガサ・クリスティを読みあさったのはおそらく何十年も前。
父の蔵書にすべて揃っていたのを片っ端から。
なかでも私が目からウロコだったのは『そして誰もいなくなった』で、
あまり同じ本を何度も読み返さない私が、3度くらいは読んだかも。
この『オリエント急行殺人事件』は1度しか読んでいないため、
細部についてはまったく覚えていませんが、犯人が衝撃的。
『アクロイド殺し』なんかもそうでしたけれど、
こういうイレギュラーすぎる犯人は絶対に忘れられませんよねぇ。
さて、本作が最初に映画化されたのは1974年。
監督は巨匠シドニー・ルメットでした。
1974年版でこの人が演じた役を2017年版ではこの人が。並べて書いてみます。
アルバート・フィニー → ケネス・ブラナー
イングリッド・バーグマン → ペネロペ・クルス
コリン・ブレイクリー → ウィレム・デフォー
ウェンディ・ヒラー → ジュディ・デンチ
リチャード・ウィドマーク → ジョニー・デップ
アンソニー・パーキンス → ジョシュ・ギャッド
ショーン・コネリー → レスリー・オドム・Jr.
レイチェル・ロバーツ → オリヴィア・コールマン
ジャクリーン・ビセット → ルーシー・ボーイントン
マーティン・バルサム → トム・ベイトマン
ローレン・バコール → ミシェル・ファイファー
ヴァネッサ・レッドグレイヴ → デイジー・リドリー
どちらも錚々たる顔ぶれ。
今回のリメイク版では売れっ子ジョニー・デップが嫌な顔つきの悪人で、
殺されても仕方がないと思える被害者役というのが面白い。
直前にポワロが解決した事件の場所やキャストの名前は、
このリメイク版のほうが原作に忠実なようです。
エルサレムで事件を解決した名探偵ポワロは、イギリスでの事件解決を依頼される。
イスタンブールでの休暇を切り上げることを余儀なくされ、
急遽、豪華寝台列車オリエント急行に乗車したところ、
裕福なアメリカ人ラチェットから身辺警護を頼みたいと言われる。
ラチェットは人から恨みを買うような仕事をしていて、脅迫を受けているらしい。
しかしどうにもラチェットのことが気に入らないポワロは速攻で断る。
その夜、雪崩が起きて、列車が立ち往生するなか、ラチェットが何者かに殺される。
雪に閉ざされた状態では、犯人は乗客の誰かとしか思えない。
ポワロは乗客ひとりずつに対して聞き込みを開始するのだが……。
可もなく不可もなく。可も不可もなさすぎというべきか。
もちろん睡魔に襲われることはない程度には楽しめましたが、
この人は好きだなぁというキャラクターが見いだせず。
1974年版はどうだったか思い出せなくて、観直したい気分になりました。
豪華列車の旅は楽しそう。もう少しお酒や料理を楽しむシーンも見たかったような。
続編もあるそうなので、今後も一応楽しみにしておきます。
もう少し共感できるキャラクターがほしい。